まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992018-04-16

「観る」イベントの前にゆっくり寝るつもりでいたのに、忙しい時のテンションがまだ続いているのか、昨日に続いて約4時間で目が覚めてしまい、もう少しぃ、と無理やり二度寝をして、約2時間後に再び起床。

おととい英訳を送った先から請求書のリクエスト。幸いすでに投函済みで、その旨返信したところ、その数時間後に入金の連絡。早っ!

片付け物やらなんやらでバタバタと過ごし、身支度をして駅に向かう途中、ふと見上げると歩道の上の小さな藤棚から垂れ下がる美しい紫色の房。思わずスマフォで撮影したものの、ちょっとボケてしまった (^^ゞ

ベックスのキーマカレーで腹ごしらえをしてから東銀座の東劇へ。18時からの上映って時間が微妙で、夕食が重いと寝落ちしてしまいそうだし、あんまり軽く済ませすぎると終わった後にお腹が空いてしまう。ベックスのキーマカレーはその点、量が少なめなのでほどよい加減。

東銀座へ向かう日比谷線の車内で、とあるクライアントからのメールを受注。もうずいぶん長く続いている訴訟案件の追加書類。1周間程度で仕上げればいいとのことで、余裕がありそうなので、即受注。

メトロポリタン・オペラのライブビューイングも、早くもシーズン第7作目。初めて観るロッシーニの「セミラーミデ」は、古代バビロニアを舞台とする歴史劇とのことで、スケールの大きな物語よりも人の心の機微を描いた作品のほうが好きなので、正直あまり期待していなかったのだけれど、これがまぁ、と〜んでもなく良かった! 三角関係どころか四角関係だったり、王位をめぐる陰謀と復讐が絡んできたり、母子の物語もあったりと、これらがすべてごく少ない登場人物の間で繰り広げられる濃密な物語。最後の最後まで展開が読めないワクワク感もあった。加えて、ソロでも美しいコロラトゥーラのアリアが二重唱、三重唱と重なり合う響きのなんと耳に心地よいことか。終始うっとり。

タイトルロールの女王をアンジェラ・ミード。私がまだオペラに興味を持つ前に抱いていた「オペラ歌手」のイメージそのままの貫禄たっぷりの体型なんだけど、お肌つるつる。対照的に小柄なエリザベス・ドゥショングが「ズボン役」として若き武将アルサーチェを演じ、まさに少年のような風貌で役にピッタリ。王位を狙う悪役アッスールには、「イーゴリ公」のタイトルロールや「フィガロの結婚」のフィガロ役でもおなじみの名バリトン、イルダール・アブドラザコフ。さらにテノールのハヴィエル・カマレナも加わり、様々な音域の声が重なる魅力を堪能させてくれた。

大満足で東劇を後にしたのがほぼ22時。帰宅してひと息ついたら、もう日付が変わる時間。そして明日は手織教室。絵織りが全然進んでな〜い!