まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992018-01-20

昨日の日記に書き忘れた驚きのニュース。常磐線柏市内の病院に向かっていた妊婦さんが松戸駅を出た後に陣痛が始まり、柏駅に着く直前に破水。たまたま隣りに座っていたのが5人の子供を持つ女性で看護助手の経験があり、まだ小さいお子さんひとりを連れ、これもたまたまバスタオルを持参していて、とっさにホームに降りて電車を止め、その場で即出産。手助けをした元看護助手さんによれば「ポンと出てきた」そうで、難産でなかったのが幸いしたとはいえ、もし隣りに座っていたのが私だったらどうしていいか分からずオロオロするばかりで何もできなかったに違いなく、まさに不測の事態にあって、最適な人が近くに居合わせるという強運を引き寄せたのは生まれてきた赤ちゃん自身なのか、そのママさんが強運なのか…。ママさんも赤ちゃんも元看護助手さんも、そしてわずか30分の運転見合わせですぐに運行を再開した常磐線もすごい。

午後イチに図書館へ。3冊の芸術新潮を返却し、在架の図書を見て回っていたら、宮部さんの「悲嘆の門」ハードカバーの上巻が目に止まり、借りてきた。

一度帰宅し、借りてきた本を置き、すぐに再び外出。モスバーガーで腹ごしらえをしてから、千代田線と中央線を乗り継いで四谷へ。ジャズ喫茶いーぐるでの林田さんの「横断的クラシック講座」vol.14。

毎回土曜日なので、ゆんたくと同じく、参加できるのは絵の教室と重ならない時だけ。半分も参加できていないかもしれないなぁ。江東区文化センターでの講座と形式は同じなんだけど、いーぐるのほうがもともと時間が長く、その時々でかなり延長されることもあり、時間の制約はほぼないに等しい。また、音響設備も格段に違い、自宅では再現しえない迫力のある演奏を堪能できる。でも文化センターのほうも参加者の顔ぶれがまったく違うし、毎回の茶話会で様々な感想を聴くことができ、どちらもそれぞれに楽しい。

今日のテーマは「いかにして自然に近づくか 〜 音楽における風景の歴史」。ヴィヴァルディ、ベルリオーズドビュッシー、ラモー、シューマンシューベルトシベリウスと続き、特に印象に残ったのがミュライユの「冬のかけら」とグルダの「ゴロウィンの森の物語」。そして「最後はこの曲と最初から決めていた」というベートーヴェンの「田園」第2楽章。

15時半の予定から約20分遅れてスタートし、19時すぎまで。今回も濃密でかけがえのない時間だった。

御茶ノ水に着く頃にはお腹が空いてしまい、スープストックトーキョーへ。帰宅後、全豪オープン大坂なおみさんの試合を見る。勝って16強に入ったことを先にニュースサイトで知っていたのだけれど、相手が地元の選手でアウェイの状態だったのに、メンタル強くなったなぁ。試合の途中で涙ぐむこともあったのがまだつい最近のことなのに。頼もしいわぁ。