まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992017-12-24

夕べは帰宅後ひと息ついたらもう日付が変わる時間で、そのあと録画しておいたフィギュアスケート全日本選手権の女子フリープログラムを最後まで見てしまい、寝るのが遅くなったので、今朝はゆっくり。

レース編みのネコのドイリーがあと数段で終わるのだけれど、寒さがどんどん厳しくなりつつあるのに、ホビーラホビーレで買ったネックウォーマーのキットがまだ手付かずで、早く編まないと春になっちゃう、というわけで、季節とは無関係のドイリーを後回しにして、ネックウォーマーを編み始める。二目ゴム編みで始まり、フェアアイルの編み込み模様が入る棒針編み。棒針も編み込みもすっごく久しぶり。

編みながら、録画しておいたドラマ「砂の器」の第一夜、第ニ夜を続けて見る。松本清張の有名な作品なのに、これまで接点がなく、主人公はピアニストで、父親がたしかハンセン病で、殺人事件をめぐる物語、という程度の知識しかなかった。今回のドラマは、玉木宏が演じる刑事の側を主人公にしていて、共に捜査をするベテラン刑事を小林薫、ピアニスト/指揮者を佐々木蔵之介ウィキペディアによると原作にはないオリジナルキャラクターの女性新聞記者を中谷美紀が演じている。ハンセン病の設定は変更されていて、父親(山本學)は殺人の濡れ衣を着せられ村を追われたことになっていた。またまたウィキペディアによると、中居くんがピアニストを演じ、全12回で放送された時には、放送時と同じ2004年に時代設定されていたそうだけれど、今回は原作と同じ昭和初期の設定なので、建物や服装等にレトロ感があり、画面の隅々まで現代を思わせるものを排除しながら撮影するのは大変だったんじゃないかと推測。2011年の作品で、冒頭で強盗殺人犯を今井雅之さん、後半で父子の昔を知る宗匠米倉斉加年さんが演じていらして懐かしかった。何度も映像化されているだけあって、とても見ごたえがあった。

この作品がなぜ今、再放送されたのかというと、玉木宏が主演の「鬼畜」が今夜放送されるかららしい。でも「鬼畜」は、緒形拳さんと岩下志麻さんとの気迫に満ちた演技が今も鮮烈な印象として残っているので、新作はスルー (^^ゞ

ドラマのあと、全日本フィギュアの男子シングルスのフリー。平昌オリンピックの代表選考を兼ねた大会で、羽生くんは欠場でもこれまでの実績で代表権獲得と報じられていたし、宇野昌磨くんの優勝も予想どおりで、男子は3枠あるので残り1枠は無良くんか田中くんか。無良くんの気迫が素晴らしく、年齢的に最後かもしれないチャンスをぜひ無良くんに、とかなり感情移入しながら見守っていたのだけれど、代表権は田中くんに。そして女子は、まず優勝の宮原さん。残り1枠は、シーズン半ばまで好調で実績を重ねてきた樋口さんを抑え、後半でメキメキ頭角を現してきた新鋭の坂本さんに決定。時代は変わっていくのねぇ。

クリスマスイブなので、ムーミンのツリーを飾ってみました♪