まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992017-12-13

ヨガの効果か、夕べはスーッとスムーズに寝付くことができ、二度寝することもなくスッキリ起床。ベックスのモーニングで軽く腹ごしらえをしてから半蔵門国立劇場へ。

12時開演。幕開きは「今様三番三」。「三番三」と書いて「さんばそう」と読ませる。普通は「三番叟」と書くのに、と思って調べてみたら、本来は狂言の作品で、和泉流では三番叟、大蔵流では三番三と書くのだそうな。雀右衛門が扮する如月姫が源氏の白旗を新体操のリボンのように美しく扱う「布晒し」が見どころで、姫を捕らえようとする二人の武士を歌昇と種之助。華やかな一幕。

続いて吉右衛門が梅の由兵衛を演じる「墨田春妓容性」。これで「すだのはるげいしゃかたぎ」と読ませる。読めないよねぇ。前の幕で赤っ面だった種之助は美しい芸者姿に、歌昇も三枚目の関取に大変身。歌昇はこんな役もできちゃうのねぇ。父親の又五郎も乞食同然の三枚目を演じていて、他には東蔵歌六をはじめ、生真面目というか実直な印象の顔ぶれがそろう一座の中では貴重な存在。

菊之助は由兵衛の妻小春とその弟の二役を早替りで演じ、小春に頼まれて由兵衛のために工面をした百両を届けにいく途中、由兵衛に出会い、会ったことがない二人はお互いの顔を知らず、どうしても百両がほしい由兵衛は、義弟とは知るよしもなく、貸してほしいと懇願し、姉に届ける大切な金だからと断られ、思い余って殺してしまう。そこで出会いさえしなければ、やがては自分のもとに届くお金だったのに。作劇の妙。

終演後、甘味処「おかめ」に寄る時間は残念ながらなく、直帰。ひと息ついて、バタバタと身支度をして、ヨガスタジオへ。特別プログラムの最終日だったおのだから。もちろんハードなスペシャルではなくベーシックのほう。

3回めなのでだいぶ慣れてきて、楽しむ余裕も出てきた。今日で最後なのが寂しいぐらい。常温なので、普段のホットヨガほど汗びちょではないものの、それなりに汗をかくのでいつもどおりシャワーを浴び、なにげなくスタジオに備え付けのローションをササッと顔につけ、身支度を済ませて帰ろうとしたら、あれ? 目の周りが赤くなってる。

実はこれ、2回めで、1回めは1周間ぐらい前。洗顔も化粧下地も省ける「おさぼりシート」のお試し版を朝に初めて使い、夜にヨガの後、今日と同じようにローションをつけたら、帰宅後に顔が赤くなっていて、ローションは前から時々使っていたので、てっきりシートのせいだと思い、それから使っていなかった。なのにまた赤みが出たということは、あのローションのせいなのかなぁ。これまで化粧品のたぐいでかぶれたりするようなことは一度もなかったのに。ショック。

帰宅後、2つの和訳の見直しをスタートしたものの、ヨガの後の睡魔は強力で、目が文字の上をすべっていくばかり。復活まで時間がかかってしまい、修正を済ませて送信したのは午前2時すぎ。ふぅ〜。寝る!