まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992017-11-26

夕べカット&ラッピングをした90本余りのスティック状のケーキをどうやって運ぼうかとあれこれ思案した結果、確かどこかに…と探し当てたのが以前、新潟から「きなこ餅」等のおせんべいを取り寄せていたときの丸い箱。帽子でも入っていそうな大きさで、ぎっしり並べてまさにジャストサイズ。テーブルに並べるとき用に紙コップも用意し、準備完了。

中学の同級生たちとの早すぎる忘年会の会場は、メンバーのひとりがお母様と長年続けているパブレストランで、遠い昔、成人式の帰りに寄り、公には初めてのお酒をみんなで飲んだのもこのお店だった。そんなおなじみの場所で、おなじみのメンバーとの楽しい時間。

女性陣のひとりがたまたま今日がちょうど誕生日で、ご主人が毎年、年齢と同じ数の真っ赤なバラをプレゼントしてくださるそうなので、とあえて生花ではなく「枯れない花」のアレンジメントを全員からプレゼント。2日前には男性陣のひとりも誕生日だったそうなんだけど、「男はお祝いなんてナシ」なんだって。せめてお祝いの乾杯ぐらいしようよ、と言ってみたけど却下されてしまった。キビシイわぁ。

パスタや焼きそば、餃子やみたらし団子など、いろいろ料理を用意してくれていたので、ひと口ずつのスティックケーキはちょうどいいと好評で、女性陣のお持ち帰り用も含め、90数本がきれいにはけた。よかったよかった。

20時すぎまで大いに盛り上がり、中締めで何人かが帰り、残りのメンバーで2次会。私は初めての店で、座敷に上がるとフォークギターが置いてあって、それが昔、私が持っていたのと同じ色、同じ模様のハミングバード。別のメンバーがしばらく弾いた後、私もさわらせてもらった。懐かしいわぁ。チューニングはいいかげんだったけども、スリーフィンガーとか、長いブランクがあっても指がそれなりに覚えていて、わずかな時間だったけど楽しかった。

22時ちょっと前におひらき。いつも終電ギリギリだったこの会にしては早め。一緒に帰った都内組の男性から、大切な友人が闘病中で、余命が残り少ないようで、何もできないのがもどかしくてたまらないと打ち明けられた。ついさっきまで、いつもと同じように飲んで騒いでいたのに。もどかしいよね。よく分かる。何もできないんだよねぇ…。くれぐれも乗り越さないようにね、と言い置いて先に降りた。無事に帰れたかな。