仕事はまだ途切れているし、絵織りは4羽の筬待ちで進められないし、ダブルネットストールはもう3本も織り終えてしまったし。時間を持て余してしまい、やっぱりそろそろ本気で副業を考えないといけないかしらねぇ、と思いながら、久々にレースのドイリーなんぞを編み始めてみる。
円形のドイリーなので輪の作り目からスタートし、何段か編んでコツがつかめたところで編み図のページをコピーし、自宅にいるとついダラダラしてしまうので、アリオの上島珈琲店へ。ひとしきり手帳にあれこれ書き込みをしてから、ドイリーの続きを編む。
買い物を済ませて帰宅し、パソコンを起動した途端、飛び込んできたのは猿之助重傷のニュース。えええっ!
ネットで情報収集をしたところ、カーテンコールでハンコックからルフィに早替りをするはずが、ハンコックの姿で花道のせりから降りる際に衣裳が装置に巻き込まれ、左腕を開放骨折したという。開放骨折って知らなくて調べてみたら、皮膚が裂けて折れた骨が突き出てしまうって … そんなぁ。
猿之助はもともと、新作も上演回数を重ねていけばスタンダードになるはずで、そのためには誰でも演じられるようにしていく必要があるという考えで、今回の公演も猿之助がルフィを演じるのとは別に、数回だけの特別マチネとして尾上右近がルフィを演じる準備がされていた。だからこそ右近が猿之助の代役を勤めることで公演に穴を開けずに済むのだけれど、右近のプレッシャーはいかばかりか。猿之助のルフィを期待してチケットを購入した人のために、特別マチネの料金との差額が返金されるという。
それ以上の詳細な情報が伝わってこない中、NHK の「LIFE!」に猿之助が出ていて、ウッチャンと一緒に宙乗りをしたり、学生服姿で六法を披露したり。ウッチャンが感銘を受けて「思わず震えた」と話していたのが印象的だった。
日付が変わってまもなく、ある役者さんのブログで、骨折してでも装置から身体を引き離すことができたのが不幸中の幸いで、もっと大惨事になっていた可能性も十分にあったことを知る。全治6か月とのこと。染五郎が国立劇場のせりから転落して重症を負ったのが5年ほど前。劇場側も安全対策を徹底しているはずなのに、それでも事故が起こってしまうのねぇ。
今日も塩キャラメルのケーキを少し。美味しいことは美味しいのよ (^^ゞ