まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992016-12-04

午前中に家を出て、先週に続いてシータラのスープカレーでランチのあと、北千住駅構内のスタバに寄り道をして、映画を観てどうしても再読したくなった「この世界の片隅に」の上巻を読みふける。読みながら、すずさんの台詞が頭の中でのんさんの声で再生されていく。様々な場面で印象的だった映像を思い浮かべたりしながら、ただ再読するよりも相乗効果で贅沢な気分。

読み終えたところでちょうど移動の時間。東銀座の東劇へ。メトロポリタン・オペラ新シーズンの2作目、モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」。

サイモン・キーンリーサイドのタイトルロールに、アダム・プラチェッカのレポレッロ、ポール・アップルビーのオッターヴィオ、マシュー・ローズのマゼッタに、クワンチュル・ユンの騎士長&亡霊。対して女性陣は、ヒブラ・ゲルツマーヴァのアンナ、マリン・ビストラムのエルヴィーラ、セレーナ・マルフィのツェルリーナ。ファビオ・ルイージの指揮のもと、有名な序曲で始まる。

この作品がライブ・ビューイングで上映されるのは2回めで、演出にそれほど大きな違いはなかったように思う。悪逆非道の限りを尽くしたドン・ジョヴァンニが悔い改める機会を与えられながら拒否して地獄の底に引きずり込まれる場面で終わったほうがスッキリするんじゃないかなぁ、と前回と同じように感じた。ドン・ジョヴァンニに襲われそうになった上に父親を殺されたアンナがショックのあまり恋人を遠ざけ、ドン・ジョバンニが地獄に堕ちた後でもなお「あと1年待って」って、それはちょっと酷じゃないか? とストーリーには思うところがあるものの、圧倒的な歌唱と美しいメロディに大満足の3時間半。人気の作品だし日曜日でもあったので、かなりの大入り。

そのあと、銀座松屋で「ムーミン絵本の世界展」をやっていることを思い出し、行ってみると、こちらも日曜日で大混雑。まさに老若男女で大賑わい。ムーミンファンの私でも驚くムーミン人気。デパートでの開催だけあってグッズ販売にも力が入っていて、ものすごい数のグッズがずらりと並んでいる中、トーベが最後に手掛けた唯一の「写真絵本」と、バッグの持ち手などに飾れるチャームと、かわいいシールが100枚、ロール状でコンパクトにまとまっている「ボックスロール・スティッカー」の3点だけに絞った自分をほめてあげたい (^^ゞ

入り口のかわいいオブジェを写真におさめ、北千住でまたルミネのムーミンショップへ。たまっていたスタンプを使って、立体的なクリスマスカード3種類を購入。そのあとルミネのレストラン街で、久しぶりに東京純豆腐へ。牡蠣の純豆腐スンドゥブ)を味噌スープで、ナムルとのセットで注文。牡蠣がプリップリで、美味しかったぁ。

お腹の中からホッカホカの状態で帰宅。はぁ〜。楽しい1日でありました (^^)