まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ゴールイン

読みたい本があったので、ガストでランチ。寒いので牛チゲにした。蒸し鶏とキャベツの千切りのサラダも一緒に。

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食後に本を開く。まず今月の「東京人」。谷口ジローさんの特集。「父の暦」の他にも読みたい本がいっぱい。また、世田谷文学館で今、谷口ジロー展が開催中との記事があり、明日にでも行きたいと思ったのに、残念ながら月曜日は休館。火曜日以降は予定がつまっているから、しばらくお預けだわー。

続いて萩尾望都さんの「トーマの心臓」1巻。おととい再読した「11月のギムナジウム」の姉妹編と言われる作品で、あらすじはよく覚えていた。当時も今もオスカーが好き。となると、そのオスカーが出てくる「訪問者」も再読せねば。

買い物を済ませて帰宅すると、アマゾンにお急ぎ便で注文してあったフキサチーフが届いていたので、下描きが済んだキャンバスにスプレーをして、しばらく置いて乾いたところで下地を塗る。温かみのある絵にしたいので、自宅に置いてある限られた数の絵の具の中ではイエローオーカーかバーントシェンナ。迷った末にバーントシェンナで塗ってみる。アルパの先生の演奏風景を描くP10のキャンバスだけでなく、F0の小さいキャンバスに、石田ゆり子さんがインスタグラムにアップしていた愛犬雪ちゃんのアップの写真をもとに下描きをしてあったので、そちらにもフキサチーフをスプレー。この雪ちゃんの絵のほうは教室に持参せず、時間を作って自宅で少しずつでも描き進め、うまくいったら先生に見ていただこうかと。(うまくいかなかったら、なかったことに…)

手織を進めながら、ちびまる子/サザエさんを録画で見たあと「鎌倉殿の13人」はリアルタイムで見て、そのあと録画しておいた「聖☆おにいさん」の劇場版。さらにそのあとBSプレミアムシアターで2021年8月にザルツブルグ音楽祭で上演された「ドン・ジョヴァンニ」。ムジカエテルナの演奏は当時の楽器を再現したピリオド楽器を使い、音量も抑えめで、ソロの静かな歌唱の美しさが際立つ。不思議な演出で、ドン・ジョヴァンニとレポレッロが衣装も髪型もそっくりだったり、ツェルリーナが歌っている場面で彼女の背後に裸婦が寄り添っていたり、舞台の背後からバスケットボールが飛んできたり、小さなピアノを壊してみたり、それぞれなにかを示唆しているのだろうけれど、判然としない。そうしたディテールの部分はさておき、歌と演奏の美しさがなにより印象に残る舞台だった。

このオペラだけを観るつもりだったのに、続きもムジカエテルナの合唱だったので、引き続き手織をしながら観てしまった。美しく清らかな響き。

そして手織は経糸ギリギリまで織り、ゴールイン!