手織を進めている間に午前2時、3時と時間が過ぎていき、結局そのまま寝ずに、残念ながら圭くんの姿がない全米オープン男子シングルスの決勝戦に臨む。ジョコビッチ対ワウリンカ。今大会ここまで勝ち上がる間に、のべ30時間以上戦ってきたワウリンカに対し、ジョコビッチは相手の棄権が相次ぎ、まだ8時間ちょっとしか戦っていない。それが体力面ではジョコビッチに有利になるはずが、なんたって相手はタフなワウリンカ。むしろここまで一度も接戦にならずにきたことがマイナスに働いたようで、何度もブレイクポイントを握りながら決めることができない。対照的に、ワウリンカのプレイは神がかり的に良くなっていき、両者ともエンドラインぎりぎりの深いところを狙いながら、ジョコビッチのショットはアウトし、ワウリンカのショットはビシッと決まる。ジョコビッチのキャリアグランドスラムをワウリンカが阻んだ全仏の決勝を思い出させる展開で、ワウリンカ全米初優勝! いやぁ、すごかった。
表彰式では、9.11の同時テロに触れるコメントもあった。あれから15年 … 15年かぁ。
それからひと寝入り。ピッタリ4時間で起き、シャカシャカと念入りに歯磨きをしてから、月に一度の歯科健診。先月末に歯科が移転して、移転後初めてなので地図をよくよく確認したら、どうやら自宅からまっすぐ行って、1回だけ曲がれば着くらしい。途中でケーキ屋さんに寄り、引越祝いのプリンと焼き菓子を詰め合わせにしてもらう。
方向音痴の私でも迷うことなく、無事に到着。以前はビルの2階だったのが広い道路に面した1階なので、とてもオープンで明るい雰囲気。健診終了後、向かいのパン屋さんが美味しいと評判だと先生に伺ったので、寄ってあれこれ買い込み、そのあと耳鼻科へ。何かがポチッとできている左耳を診てもらうと、「産毛の毛根にバイ菌かなにか入ったんだね。まぁ、いわゆるオデキだよ」と先生。カルテをめくり、「前にも来てるね。その時は右耳」と。へ? 耳鳴りで受診したのは覚えてるけど…とそれ以前の記憶はまったくなくて、帰宅してから自分の日記に検索をかけて調べてみたら、たしかに2010年3月に右耳が同じ状態になって受診していた。その時は、何回目かの診察で膿を出されて痛かった、と書いてある。でも今回は、「膿は自然に出るだろうから」と軟膏と他に5種類もの飲み薬が出ただけ。なんでこんなに飲み薬が必要なのかと思っちゃうけど、それぞれ理由があるのだろうから仕方がない。
耳鼻科って耳だけで行っても鼻も診られちゃう。シュシュッと薬剤を噴射して、「アレルギー鼻炎があるね」と先生。そう? 自覚ゼロ。幸い2種類の薬剤を数分ずつ吸引するネブライザーはやらずに済んだのだけれど、最初のシュッシュだけでたしかに鼻の通りがよくなったような…。そもそも通りが悪いという自覚はなかったのに、スースーと気持よく、いつもよりたくさんの空気が入ってくる感じ。
帰宅後、また少し手織を進めたものの、明日は「観る」イベントがあるので、全米オープンも終わったことだし、早めにベッドへ (^^)