■

朝まで全米オープンを観戦してしまったので、予定がないのをいいことにゆっくり寝るつもりで、アラームは遅い時間にセットしておいたのに、リビングで鳴る電話の音で目が覚めて、セールスならそのうち切れるだろう、と思って寝たままでいたら切れる気配がなく、10回以上鳴ってもまだ鳴っているので、仕方なく出てみたら、急ぎの和訳の依頼だった。あうう。出るんじゃなかった… (^^ゞ

その和訳というのが、先日、３つのファイルを統合してようやく終わったはずの案件の続きで、別の人の担当部分だった別紙のひとつが統合の時点では後日挿入予定だったのが届いたそうで、その別の人では間に合いそうにないから私に急遽やってほしいと。しかも今日の夕方までに、と言われて絶句。いくらなんでも急すぎるでしょ。

とにかくファイルを送ってもらうと、エクセルファイルが開かず、やっと開いたと思ったら編集できない状態で、あれこれ苦戦して、やっと開いて編集できるようになるまでに約30分。そうして開いてみたら、16シートもあって、１シート当たりの行数が10行程度のシートもいくつかあるものの、大半は40〜60行もある。どう考えたって夕方までなんて無理なのに、担当の先生は、「でも長い文章ではなく、ほとんどが短い語句のリストだから」と、さもそれなら時間がかからないだろうと言わんばかり。いやいや、文章なら前後から類推できるけど、リストはそうはいかないからかえって大変なんだってば。

とウダウダ言ってる場合ではなく、とにかくやらねば、とスタートしたのが正午頃。案の定、類推がきかなくて厄介な上に、エクセルのずるいところで、１行だと思ったらセルが最初の１行目しか表示されていないだけで、クリックするといきなり何行も出てくる箇所が多くて、実際の分量は最初に思った以上に多い。まったくもう！　新規の案件として見積もりを依頼されたら、２日はほしいと答えているはず。

午後４時近くになって、２時から林田さんの Liberta を聴くはずだったことに気づく。２時間近く聴き逃してしまったわ〜。もっとも、聴いていてもほとんど耳から頭に入らなかったかもしれないけども。

夜の６時を回った頃に進捗状況をきかれ、まだ５番めのシートの途中だと答えると、そのシートが終わったところでひとまず送ってほしいと。６時半頃、指示通りに送ると、その部分のレビューが終わり次第、先生も最後のシートから和訳していく、と連絡があり、その約２時間後、「これ、すごく大変ですね…」と。だから最初からそう言ってるのに。

食事もとらずに専念していたので、９時すぎに２度めの送信をして、「ちょっと休ませてください」と宣言をして遅い夕食。ちょっとひと息ついて、約40分後に和訳再開。

結局、私が11番目のシートまで、残りを先生で、全体を和訳し終えたのは、夕方どころか午前２時すぎ。ふぅ〜。とんでもない案件だったわぁ、と思いながらテレビをつけたら、ちょうど全米オープンで大阪なおみさん対キーズの試合が始まるところ。

第１セットを先取されたあと、第２セットを取り返し、ファイナルセットも５−１とリードしたのに、勝ちを意識したせいか急にミスを連発してしまい、一気に追い上げられてタイブレーク。あまりの急展開に思わず涙する場面もあり、結局、僅差で敗れてしまった。本当に惜しい試合だった。でもランキング80位ぐらいでグランドスラムはまだ３度めなのに、ランキング９位のキーズを相手にここまで戦ったんだもの。ものすごく立派！

コンタクトレンズはショボショボ。キーボードの打ち過ぎで指の先がジンジンしている。よって…寝る！