まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992016-08-20

しっかり寝てスッキリ起きて、9時すぎのバスで駅に向かい、久しぶりに Beck'sでモーニング。そのあと半蔵門国立劇場へ。小劇場にて、毎年恒例、稚魚の会・歌舞伎会の合同公演。

「壽式三番叟」で、三番叟を踊るのは蔦之助・又之助コンビ。蔦之助は左團次さんのお弟子さんで、前名の左字郎からサジーと呼ばれていた頃から踊りには定評がある。筋書によると、又之助は「芸歴30年以下」というこの公演の規定により、今回が最後の出演とのこと。そんな規定があったのか!

大勢がずらりと並ぶ「壽曽我対面」には、まだ国立劇場で研修中の数名ももいわゆる「並び大名」として出演。喜之助の工藤の貫禄と、春之助の舞鶴の涼やかさが印象的だった。

国立劇場会場50周年記念として上演されたのが本興行でもめったにかからない「女車引」。いまや大ベテランというべき京妙・京蔵コンビと雁之助の3人が八重、春、千代として、夫たちの「車引」を再現するという趣向。この3人は間違いなく「芸歴30年」を超えているはずだから、50周年記念の例外かな。このところ出演者の顔ぶれがすっかり固定化してしまっているので、どのような形であれ、久しぶりの出演は嬉しい。

最後の「義経千本桜」より「すし屋」の舞台が素晴らしかった。若手ばかりの公演だから、老け役はとかくとってつけたようになりがちなのに、新十郎の弥左衛門と梅乃のおくらがとても自然で、まったく違和感がない。さすがの手腕。枡一の権太の男っぽいいがみぶり、春希のお里の愛らしさ、桂太郎の弥助の柔らかさと維盛としての気品と、それぞれに好演で、とても充実した一幕。これだけできる人たちが普段、縁の下の力持ちとして歌舞伎の舞台を支えているのよねぇ…と毎年同じ感想ながら、あらためて実感。

16時半の終演後、表参道へ。ほぼ日の常設ショップ「TOBICHI」で、来年のほぼ日手帳を実際に手にとることができるプレビューイベント。ガイドブックでもほぼ日のサイトでもラインアップを確認し、これかこれかな、と当たりをつけていたのだけれど、実物を見るとやっぱり質感が全然違い、ますます迷ってしまう。自分の手帳のミントカラーのビニールのカバーをアンリさんの革のカバーに代えて持参したところ、この小さな傷はこうすれば目立たなくなりますよ、とスタッフさんがその場でやって見せてくれた。手帳の外観とこまごま記入した中身の写真が撮影され、帰宅後にサイトをチェックしたら、掲載されていて嬉しかった♪

さらにひと駅、半蔵門線で移動して、渋谷へ。まずフレッシュネスバーガーのアボカドバーガーで腹ごしらえを済ませたあと、19時からライブハウス「国境の南」で久しぶりの「音楽ゆんたく」。絵の教室と重なることが多く、1月の vol.7 以来まったく参加できずにいた。すでに別のイベントの打ち上げで何杯か飲んでいらしたゲレンさんがハイテンションで、三線の弾き語りで聴かせてくれた喜納昌吉さんの曲が素晴らしかった。林田さん選曲のインド舞曲やシルヴェストロフの曲にもすっかり魅了された。このイベント、やっぱり楽しいわぁ。次回もスケジュールが合うといいんだけど。

盛りだくさんの1日を終え、日付が変わる頃に帰宅。見逃していた男子400メートルリレーの決勝戦がなかなか放送されなくて、ネット配信で観る。すごかったのねぇ。

1日外出すると、どっと疲れるこの頃。歳を感じるわ〜 (^^ゞ