まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992016-07-19

結局、寝るのはあきらめ、中途半端にあいた時間に郵便局へ。ネットではできない振込を1件済ませた後、かんぽの関係で口座番号を登録する手続。前々から何度か連絡をもらっていながら、ついサボってしまっていた。思ったより時間のかかる手続で、お願いした時点ではガラガラに空いていたのに、どんどん混んできて待つ人の数が増えるにつれて申し訳なくなってきた。なのに肝心の局員さんはどこ吹く風で、やっと手続が終わったあと、がん保険やらなんやらを勧めてくる。いや、待ってる人がたくさんいるから、と言ったら初めて気付いたみたい。ひとつのことに集中してしまう生真面目なタイプなんだろうなぁ。

帰宅してすぐ、織り機を背負って再び家を出る。バスは行先によって混み具合が違うので、一番空いているはずのを選び、織り機を置く場所がある席に座れてホッ。

早めに着いて、ドトールでブランチ。無糖のゼリーインラテが気に入っている。ただ、ドトールは駅を起点にすると手織教室の場所と反対側で、時間になって向かう間、日陰の場所がほとんどなくて、直射日光が照りつける中、織り機を背負って歩くのはかなりしんどかった。

手織教室では、メンバーのひとりから、生まれてすぐに手術をしなければならなかったお孫さんが無事に退院という嬉しいご報告。仕上げていったレース織りを見て頂いたあと、先生や皆さんの作品も見せて頂いてから、整経していったよろけ縞の試し織り。オレンジ系と濃紺の段染めで、中間色の部分が濁ったような色合いでイマイチ気に入らないのだけれど、オレンジと濃紺とがそれぞれ強く出るところはなかなかに面白い。輪郭線として入れた白が強すぎるかなぁ。もうちょっと織り進めばもっとイメージをつかめるはず。

お菓子タイム用に、セブン-イレブンのスイーツの中でお気に入りの「ふわっとくりぃむわらび」を人数分、買っていこうとしたらひとつ足りなくて、自分はまた買えばいいか、と思ったら幸か不幸かひとり欠席だったので、自分も一緒にパックン。他の皆さんからもそれぞれにいろんなお菓子を頂いて、毎回、食べきれなくてほとんど持ち帰るのがいつものパターン。

終了後、タリーズでしばし珈琲ブレイク。そのあと帰りのバス停で、誰もいなかったからベンチに織り機を置いていたら、残りのスペースにひとり座った後、年配のご夫婦がいらしたので織り機をどかしてスペースを作ったんだけど、ご主人のほうが時刻表を見ている間に別の人が座ってしまい、先に座っていた人が「せっかくあの人が場所を空けてくれたのにねぇ」とわざとなのか声高に言うものだから、後から座ったおばさまも同じぐらい年配だったのにバツが悪そうに立ってしまい、最初のご夫婦も座ろうとせず、なんともビミョーな雰囲気になってしまった。こういう時に限ってバスって遅れてなかなか来ないのよねぇ (^^ゞ

帰宅後、録画の消化の続きをしよう、と「凶悪」を見る。何人も殺した死刑囚が首謀者は別にいる、と上申書を提出し、その首謀者も逮捕されるに至った実際の事件を元にした作品で、死刑囚をピエール瀧、彼が「先生」と読んでいた首謀者をリリー・フランキー、死刑囚から手紙を受けて取材した記者を山田孝之ピエール瀧は、NHKでドラマ化された「64」では台詞が不明瞭だったのが嘘のよう。リリーさんもいつもの飄々とした雰囲気はそのままで、実に恐ろしい人を演じている。山田孝之も、取材にのめり込んでいく記者としての自分と、認知症の母親を妻に任せっぱなしで家庭崩壊の危機にある夫としての自分との葛藤をとてもリアルに演じていて、それぞれに見応えがあった。アル中の父親に保険をかけ、殺してほしいと依頼した家族も実在したという。人間の心に巣食う闇。

見終えてしばらくして、急に眠気が襲ってきた。そりゃそうだ、夕べ寝ていないんだから、と納得して、お風呂も短めに済ませ、私にしては珍しく、日付が変わる前にベッドへ。おやすみなさい☆