まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992016-04-16

9時起床。10時を待って、メトロポリタン・オペラのライブビューイング「蝶々夫人」の予約を済ませ、レコーダーを購入した量販店へ。あいにくオーディオビジュアル担当のスタッフがいなくて、購入の経緯から説明し、トラブルの状況を伝えると、自分では分かりかねるのできいてきます、としばし待たされる。いきなり修理に出せって言われたら困るなぁ。こんなことなら以前のレコーダーを処分しなければよかった。ダビングできないだけで録画と再生は問題なかったんだもの。…とつらつら考えているところへスタッフが戻ってきて、専門のスタッフが機器の状況を見に来訪したいと。それは大歓迎、と日程を決めるために手帳を開くと、最速なら今日の午後にも伺えますと言ってくれているのに、私のほうが予定がつまっていて、来週の後半まで延期せざるを得なかった。くすん。

そのあと駅構内の Beck's で腹ごしらえを済ませてから、新国立劇場へ。OTTAVAプレゼンターの林田さんと一緒にオペラを鑑賞するツアーの2回め。参加者は私を含めて6人とやや少なめで、林田さんによる見どころ解説のあと、それぞれの席へ。私は今回C席で、4階4列めのほぼ中央。

14時開演の「ウェルテル」は、電子書籍で事前にどうにか読み終えたゲーテの原作「若きウェルテルの悩み」と比べると大幅に話をはしょっているものの、METのライブビューイングでは、作品よりも主演のヨナス・カウフマンがメインのようだったのに比べ、よく知らない人が演じている分、ストレートに物語が浮き上がってくる。

最初の幕間には前回と同様、ホワイエで音楽ヘッドコーチの石坂先生に解説して頂き、後半を鑑賞。ラストの床から天井まで本がギッシリのウェルテルの部屋のセットが印象的だった。

17時すぎの終演後、近くのお店でアフタートーク。これが和風のとっても素敵なお店で、お料理もどれもとても美味しかった。特に茄子の含め煮はとっても美味しくて、おかわりをリクエストしちゃった。

途中から新国立劇場の広報の方も加わり、この方のお話がまた面白くて、気がついたらあっという間に22時を回っていた。約5時間も!

駅へ向かう途中、その方のご実家が熊本で、連絡は取れたものの心配で…とお話をきいた。そんな状況なのに大いに盛り上げてくださり、ありがたいやら申し訳ないやら。

帰宅後、依然として大きな余震が続き、被害が拡大しつつある状況に心を痛めつつ、やっとやっと、手織がゴールイン。長かった〜。