まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992016-04-17

昨日は OTTAVA主催のオペラ鑑賞ツアーで、今日は OTTAVA がずっと応援している仙台フィルの特別演奏会。ところが朝からものすごい強風で、時折り雨も混じっている。なので駅までバスで行き、構内の Beck's に落ち着いてまもなく、いきなりの豪雨。ガラス窓の向こうで何人も傘がおちょこになっている。ひょえ〜っ。ほんの数分の差で濡れずに済んでラッキーだった。

強風で電車が遅れているようなので、予定より2本早いのに乗ったら、出発時間が遅れていただけで所要時間はいつもどおり。結果的にかなり早くサントリーホールに到着。すでにあちこちにリスナーさん。電車が止まっていたという人もいれば、傘が壊れたという人、ずぶ濡れになったという人もいた。

現常任指揮者のパスカル・ヴェロさんの指揮で、ベルリオーズの「幻想交響曲」(ある芸術家の生涯)作品14a と、休憩を挟んで同じベルリオーズの「レリオ、または生への回帰」(叙情的モノドラマ)作品14bを全曲演奏する意欲的なプログラム。オーケストラの最後列の高い位置に椅子と机、照明などが置かれていて、ここがレリオの席。演奏とモノローグによる演劇とが融合する不思議な世界を初体験。とても面白かった。

チケットが残り少なくなってからかろうじてゲットしたので、2階の右寄りの席。ざっと見渡すだけで、あっちにもこっちにも OTTAVA のリスナーさん。30人近くいたんじゃないかなぁ。もっとかも。

終演後にはすっかり晴れ、きれいな青空が広がっていた。三々五々とリスナーたちが帰っていく中、なんとなく帰りそびれてそのまま残っていたところ、11人でちょっと寄って行こうということになったものの、オフィス街だから日曜日でどこも営業していなくて、探し歩くうちに赤坂へ。

とある居酒屋に落ち着き、昨日に続いて大いに盛り上がり、私も乾杯のビールのあと焼酎のロックの2杯目を飲んでいる最中に、明日はピロリ菌を除去できたかどうかの呼気検査だという大事なことを思い出す。たしか21時までなら飲酒OKのはず。なので20時半以降はお酒を控え、21時すぎにおひらき。これなら大丈夫 … なはず (^^ゞ

お店を出たところで、法律事務所時代の元同僚が向こうから歩いてくるのを見つけ、思わず声をかける。すっごい偶然。店を出るのがほんの数分早いか遅いかしていたら、確実にすれ違っていた。しかもしばらくご無沙汰だったのに、つい数日前にたまたまメールのやり取りをしたばかり。こんなことってあるのねぇ。

帰宅後、織り上げたマフラーの仕上げをする。織り図の指示によれば、中性洗剤でふり洗いをしろと。ところが洗濯用洗剤はどれも弱アルカリ性で、中性なのは食器用の洗剤。不思議に思いながら指示に従い、軽く絞ってから、高温のアイロンでプレス。かなり湿り気があるので、ジュッ、ジュッと蒸気の音がする。まだ完全には乾いていない状態で、陰干し。洗えば洗うほど柔らかい風合いになるときいた。まだちょっと硬めの手触りだから、あと2〜3回、洗いたーい。

熊本地震の被害が徐々に拡大している。余震もまだ続いている。どうか早く穏やかな日々が戻ってきますように。