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三つ巴状態のうち、案件１は依然としてスタート待ち。案件２の口語体のは、すでにファイルをたくさん受け取っていて、ちょっとぐらい急いでも焼け石に水という状況で、急ぎの案件はすでに終えた。そして案件３は、ありがたいことに納期にとっても余裕がある。一方、私用のほうは、火曜日の手織教室までに完成させたい春物マフラーがまだまだ途中。それならば…と、ちょっとグレちゃうことにした。ひとまず手織を優先！

アリーさんが都合によりお休みで斎藤さんが代行の Salone を聴きながら、せっせと手織を進めていた。昨日の「残業」タイムにクラウドファンディングの第１次目標額を達成したので、今夜の残業タイムはそのお祝いリクエストで大賑わい。そのさなか、斎藤さんがニコ動の画面上に表示されるユーザーの書き込みに応じて「え？　地震？」と。私はまったく気づかなかった。だからこの時点では、どこかでちょっと揺れたのかな、ぐらいにしか思っていなかった。まさか震度７の大地震が熊本を襲っていたなんて、思いもよらなかった。震度７？！　

急いでテレビをつけ、NHK で情報収集。テレビのないスタジオにいる斎藤さんもスマフォで情報収集しながら、リスナーに注意を呼びかける。それまでのお祝いムードから一転してピリピリとした緊張感が漂う状況の中、斎藤さんの落ち着いた声がざわつく心を鎮めてくれる。

目は NHK、耳は Salone という状態で約20分。Salone が終わったあとも地震報道に見入っているうち、だんだん辛くなってきたので、申し訳ないような気がしながらもひとまずテレビを消して、どうか大きな被害が出ませんように、と祈りつつ織り続ける。

そういえば Salone とかぶる時間帯の刑事ドラマを録画しておいたんだった、と思い出し、ちょっと罪悪感を抱きながらも見始め、見ながらせっせと織っていたら、いよいよ犯人が明らかになる大詰めのところで、画面が地震報道に切り替わった。そして犯人が分からないまま録画終了。状況が状況だから仕方がないとは思うものの、なんとも消化不良。テレビ局のホームページを見たら、後日再放送の予定とのこと。新シリーズの第１回だけに、出演者の皆さんやスタッフも複雑な心境だろうなぁ。もちろん、そんなこと言っていられる状況ではないことは分かっているけども…。

マス目の部分を織り終えて、段染め４段、無地２段に変わり、青が強くなった。まだゴールは先だなぁ。