まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992016-01-26

全豪オープンテニス9日め。セレナがシャラポワを下し(これでシャラポワは対セレナ18連敗!)、フェデラ−対ベルディヒフェデラーが圧倒的優勢、という状況で、圭くん対ジョコビッチ戦があるナイトセッションを録画予約して、家を出たのが午後3時すぎ。

耐震工事のために今月いっぱいで閉店してしまう駅前のモスバーガーで腹ごしらえをしてから、渋谷に向かう。途中の車内でも読んでいた宮部みゆきの「桜ほうさら」がもうすぐ読み終わりそうなので、その前に読んでいた「霊験お初捕物控」のお初が一番最初に登場した短編が所収されている「かまいたち」は読んだはずなんだけど、今はすでに手元になく、どうしても再読したくなって、渋谷に着いてからブックファーストとツタヤで探したのに在庫がなく、3軒めの紀伊國屋書店でやっと見つけて購入。

パルコ劇場の近くのエクセルシオールカフェで「桜ほうさら」を読み終えた。ラスト近くで涙ぐんでしまい、座っていた席の前が食器を下げるところで、人通りが多かったから困っちゃった。この作品、とっても好きだわー。

しばし余韻にひたり、ちょうどいい時間。パルコ劇場は開場直後ですでに大賑わい。20周年なので特別に作ったというパンフを買い、福引を1枚引いたら案の定、参加賞でクリアファイルをもらった(参加賞でも3種類から選べるってすごくない?)

志の輔さんオリジナルの「大黒柱」、「猫の忠信」を志の輔さんがアレンジした新版「猫忠」と、2011年に続いて聴くのは二度目の「大河への道」の三本。休憩に入る前に、渋谷パルコの建て替えが決まり、劇場自体がなくなってしまうため、パルコ劇場での志の輔らくごは今年で最後だという「お知らせ」が入った。が〜ん。2009年に初めて志の輔さんの落語を聴いて、パルコ劇場での1か月公演が恒例になっていることを知り、でも2010年はチケットが取れなくて、2011年以降毎年どうにかチケットをゲットして、これからもずっと続いていくものとばかり思っていたのに。

渾身の三本はどれも素晴らしく、大いに笑い、楽しませてもらった。「今日は最長記録を更新してしまいました」と志の輔さんが言っていたとおり、大満足で劇場を後にしたのは21時55分。たっぷり約4時間。

帰りの車内では映像ニュースを見てしまわないように、ずっとうつむいて「かまいたち」を読んでいた。圭くんの試合の結果を見聞きすることなく帰宅することができ、パソコンもオフのまま、録画しておいた試合を観戦。う〜ん。やっぱりジョコビッチはバッチリ修正してきちゃったのねぇ。強い〜。圭くんの反撃に期待したのだけれど、この1本という大事なところで、だからこそ力んじゃったのかなぁ、ちょっとずつオーバーして失点を重ね、3−0の完敗。残念だわー。ジョコってばー。こうなったらジョコに優勝してもらわないと!