まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992015-12-22

朝イチでクライアントからメール。年内に支払をしたいので、請求書をすぐにでもPDFファイルでほしいと。急いで対応。年末、なのよねぇ。

北千住のハンズで細々とした買い物をしたあと、久しぶりにマルイのレストラン街で、中村屋の緑黄色野菜ココナッツカリー。マルイのカード提示でバニラアイスもついて、後味もよく、スッキリ。

時間の頃合いを見て、日比谷線で東銀座に移動し、歌舞伎座へ。十二月大歌舞伎。夜の部は「妹背山婦女庭訓」の「杉酒屋」から「道行」をはさんで「御殿」まで。

「杉酒屋」を観るのは初めてで、それもそのはず、帰ってから調べたら、公演データベースにも過去の上演は3回しかなく、直近でも50年以上も前。この場があることで、お三輪の求女への想いが片恋でなく、二人はたしかに契っていたことが分かるので、御殿でのお三輪の執着と嫉妬に裏付けができ、余計に哀れが募る。道行までのお三輪を七之助、御殿では玉三郎七之助の衣装は紫で、玉三郎のはお約束の萌黄色。求女を追って花道を入るところまで紫で、御殿に着いたらどうして色が変わっちゃうわけ? と話している声が耳に入った。いやぁ、そういうところを突き詰めちゃうと、歌舞伎の舞台は突っ込みどころ満載になっちゃうから (^^ゞ

お三輪の悲劇の元凶である求女を演じるのは松也。橘姫を児太郎。御殿でお三輪をいじめる女官たちを演じるのはベテランの立役の皆さんで、いつも以上にパワフルだった。変にウケを狙わず、本気で憎々しく演じているからこその面白さ。松緑の鱶七は、古怪さがあり、大きく見えた。「山の段」とはどうつながるんだっけ? と分からなくなって、帰宅後に調べて、納得。

卵とバターを買って帰り、ひと息ついてから、ドライフルーツのケーキを焼く。先々週ぐらいから、ドライフルーツをラム酒漬けにしておいた。くるみも加え、シリコン製のパウンドケーキ型の中1つと小2つ。中のを絵の教室で切り分けて、小2つのうち、1つは先生のご結婚祝いに添えることにして、もう1つは、IさんとWさんで半分こ、かな。焼き上がりの熱々のうちにラム酒を塗りたかったんだけど、買い置きがなかった! それでも美味しいといいんだけど…。