まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992015-11-18

7時半のアラームが鳴る前に起床。身支度を済ませ、荷物を再点検して、スーツケース持参で自宅を出発。静音設計でゴロゴロ音がまったく気にならない。優秀優秀。9時ちょっとのバスで駅へ。まずは銀座に向かい、コインロッカーサーチで調べておいた大型ロッカーにスーツケースを預け、身軽になって演舞場に向かう。途中でグーとお腹が鳴ったので、スタバで軽く腹ごしらえ。

「ワンピース」の歌舞伎版。原作を読んでいないのでどうかなぁ、と心配だったんだけど、あの手この手で楽しませようという工夫が随所に見られ、それはちょっとやりすぎじゃ、と思う場面もなくはなかったけれども、実力のある人たちが本気で挑んでいるので見ていて気持ちが良くて、疾走感と爽快感があり、十分に楽しませてもらった。とんでもなく大量の水を使ってド派手な戦闘シーンのあと、全身びしょ濡れの巳之助が捕手と戦いながら花道を入る場面で、その捕手が花道の端から鳥羽口に消えるまで、ずっとバク転の連続で、ものすごい身体能力に客席がわく。猿之助ルフィの宙乗りも、サーフボードに乗った猿之助を下から見上げる形になる、その下面に澤瀉屋の家紋がプリントされていたり、巨大な魚の風船が客席の上方をゆっくりと移動し、猿之助宙乗りとのコラボは雄大な海を思わせる。また、氷の使い手が吹雪を巻き起こす場面で、その本人がワイヤーを使って観客の頭上をビュンビュンと飛び回ったり、炎とマグマの戦いの場面では真紅の大きな旗を振り回す立ち回りが華麗だったりと、楽しめる要素が満載。家族や友人との絆が大事というメッセージもしっかり伝わってきた。猿之助宙乗りで上方に消えていく、その様子を見送る場面はもうライブのアリーナ状態で、キャストが花道や通路、舞台上から手を伸ばし、観客とハイタッチ。私も花道すぐの席だったので、浅野和之さんとハイタッチ♪

楽しかった〜と大満足で劇場の外へ出ると、予報通りの雨。その中を有楽町へと急ぎ、読売会館の角川シネマ有楽町へ。I さんと合流し、映画「FOUJITA」 を観る。映像が美しい。ストーリー展開は予想外で、藤田嗣治の生涯をもっと勉強し直してから、あらためて観てみたいと思った。

まだ雨が降り続く中、銀座に戻って竹葉亭へ。利休弁当と赤だしで美味しい和食を堪能。そのあと私はスーツケースを出しに、I さんは車を取りに行き、三越前で再び合流して成田空港に近いホテルへ。

そして今、ホテルのLANケーブルに Chromebookを無線でつなぐことに成功し、こうして今日の日記をアップしている。厦門でもネットに接続できて、毎日アップできるといいんだけど。

明日は7時の送迎バスで空港に向かう予定。寝坊しませんように!