まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992015-11-06

仕事が一段落したところで、手織教室でほとんど進まなかった厚紙での手織を頑張ろう、とまず手芸店に寄り、とじ針を購入。通常の織り機で織るときに横糸を巻く「杼」の代わりに、とじ針に毛糸を通して、チクチク縫うように経糸を拾っていく。普通の針は尖っていて、指先をひっかいてしまうおそれがあるのに対し、とじ針は太くて先が丸いのがポイント。

上島珈琲店で少し織り進めてみる。曲線もなるべくなめらかに表現できるように、経糸の間隔をできる限り縮め、横糸も中細でかなり綿密に織っているのだけれど、わずか1目でも、減らしたり増やしたりする位置で印象が大きく違ってしまう。難しいわー。それに、毛糸をどのくらい使うか分からないから、長めにとっているのだけれど、そうすると1目織るごとに、針を通してからシュルシュルと毛糸を最後までたぐり寄せるのに時間がかかるだけでなく、横糸が経糸をこする形になるので経糸に負担がかかりそうだし、長い毛糸を通した針が何本もある状態だから、別の糸とからまると長い分だけほどくのも大変。でも短くして足りなくなると困るし…。悩むわー。

そんなこんなで結局、上島珈琲店にいる間にはあまり進まず、やっぱり長すぎる、と判断してそれぞれの糸を短くしたところで帰宅。その後も自宅で織り続ける。

途中でフィギュアスケートのグランプリシリーズ中国大会の女子ショートプログラムが始まり、織りながら観戦。本郷理華さんの成長ぶりが目覚ましく、鈴木明子さん振付の「キダム」は、衣装も音楽もユニークな振付も素晴らしかった。そして真央ちゃん! 冒頭のトリプルアクセルは着氷後の流れも美しく、プログラム全体を通してとんでもなく難しいエレメンツをたくさん組み込んでいながら、終始、表情も豊かで、まさに「魅せる」スケーティング。ただひとり70点台という高得点ながら、復帰第1戦で初披露のプログラムだったから、今後さらに得点アップするはず。長いブランクをまったく感じさせないどころか、完全復活、しかも大幅なパワーアップ。すごいなぁ。もうねぇ、滑り終わったときの真央ちゃんの笑顔を見ているだけで胸がいっぱいになっちゃう。

それにしても、中国大会には日本の男子選手が出場していないからって、ゴールデンタイムの放送は女子だけって、あんまりじゃないかしらん。

その後も手織を続けながら、録画しておいた「CSI」や「リゾーリ&アイルズ」、「相棒」などを立て続けに消化。そしてようやく織り終えた。ん〜、それなりの出来ではあるけども、年賀状に使うのはちょっとキビシイ…かなぁ ^^;

写真はアリオの外観。早くもクリスマスっぽいイルミネーション。… ちょっと早すぎない???