まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ユッタ

台風14号で大荒れ。昨日のうちに買い物を済ませておいて良かった。横殴りの雨がしばらく降ったと思うとやみ、またしばらくすると降り始め、途端に本降りとなり、またすぐやんで、また降り始める、の繰り返し。湿度が高くムシムシしているので窓を開けたくても、開けた途端に降り始め、吹き込んでくる。厄介な天気。

そんな状況なので自宅にこもり、手織を進める。せっせと手を動かしながら録画で見た「ボクらの時代」、村上淳さん、浅野忠信さん、オダギリジョーさんのトークがとても面白かった。そのあとは林田さんの OTTAVA Andante

夕方になって、amazon から配達完了のメールが届いていたことに気付く。ずっと在宅していたのに、インターホンを鳴らすこともなく宅配ボックスに入れて行ったらしい。でもまぁ、こんな悪天候の中、届けに来てくれただけでありがたい。というか、プライム会員になっているせいか、別に急いでいない場合でも「お急ぎ便」しか選択できないことが多いのよね。数日かかってもいいよ、という「ゆっくり便」も選べるようにしてほしい。悪天候なら先延ばししてくれていいぐらいだもの。

届いたのはこれ。組み立て式の手織り機。手持ちの織り機と違い、巻き取る機能がないので、マフラーのような長いものを織ることはできない。溝が刻まれている綜絖を傾けることで開口し、その溝に挟み込んだ経糸を随時はずして入れ替えることができる「オープンリード」と呼ばれるタイプ。この機能を使うと、斜線織りという独特な織り方ができる。オープンリードの織り機で代表的な「咲きおり」という商品は、中古でも1万5千円前後の値がついていて、斜線織りを試してみたいだけなのにわざわざその値段で2台めの織り機を買うのはちょっと、とためらっていたところ、ネットに表示される広告の中に見つけたのがこれで、3千円でお釣りが来ちゃうから、お試しにはピッタリ。

明後日の手織教室までに織り上げたいから、手織を進めるほうが優先順位が高いんだけど、でもやっぱり、組み立てたーい。

ネジを6箇所とめるだけで、ドライバーも不要。ごくごく簡単。上下の溝に挟み込む形で経糸を張り、手前に置いてある、上下の横木より細かい溝が入った綜絖を使って経糸を開口させる。シンプルな構造。糸を巻く杼も長短1本ずつ、緯糸を通したあとに揃えるための櫛と、緯糸を拾うための金属の棒(大きなとじ針のような形)と、織り上がった作品をタペストリーのように吊るすための横棒もついてこのお値段。素晴らしい! スイス生まれの「ユッタ」という商品で40cm幅。いい買い物したわー。

「鎌倉殿の13人」は、徐々に悲劇の色が濃くなっていくねぇ。そのあと「プロジェクト・ランウェイ」をはさみ、「タローマン」全8話の一挙放送。いかにも遠い昔に放送された作品であるかのように作られていて、サカナクションの山口さんが昔からのタローマンのファンとして登場し、小さい頃から大事にしているというグッズを紹介したりもするのに、それも含めてフィクションで、ごく最近制作されたものだという。またしても「やるじゃん、NHK」なのだった。