まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992015-01-25

今日は母の28回目の命日。生きていれば80歳。そんな年齢の母の姿は想像もできない。

かろうじて仏壇に手を合わせはしたものの、お墓参りをサボりっぱなしの私が向かった先は区役所前。日曜日でコミュニティバスが1時間に1本しかなく、デニーズで時間調整をしてから医師会館へ。先日のマンモグラフィーに続いて、触診と総合診断。指定された11時の10分前ぐらいに到着したら、すぐに上衣だけ着替えるように言われ、ほんの十数秒ずつの触診のあと、マンモの写真を見ながら「異常ありませんね」と、先生ニッコリ。着替え直して会館を出るまで約5分。時間調整なんてしないで行ってもOKだったかも。

今度は都バスで北千住へ。スープストックトーキョーでブランチ。店内はガラガラだったのに、あっという間に満席。隣りのテーブルで、小学校低学年ぐらいの女の子が母親らしき女性をにらみつけて「なんとか言いなさいよ!」と怒鳴った。私も母親と口喧嘩はよくしたけど、あんな言い方したことなかったからビックリ。

スタバで二度目の時間調整をしてから東銀座へ。東劇で、メトロポリタンオペラのライブビューイング、今シーズン第4作の「セヴィリヤの理髪師」。続編にあたる「フィガロの結婚」を観てからこの作品を観るのは初めてで、伯爵はこんなに四苦八苦して愛するロジーナと結ばれたのに、続編では不誠実かつ横暴になってロジーナを悲しませるし、伯爵とフィガロにやり込められるバルトロが実はフィガロの父親なのよねぇ、と思いながら観るとまた以前とは違う面白さがあるし、男って…と思ったりもする。今シーズン第2作の「フィガロの結婚」ではケルビーノを演じたイザベル・レナードが美女に変身してロジーナ。伯爵は、「ラ・チェネレントラ」の王子様以来のローレンス・ブラウンリー。ドタバタだけど楽しい作品。途中から耳鳴りに悩まされたのが残念。

東劇ビルの1階にある山下書店に寄り、手にとって迷わず購入したのが吉田日出子さんの「私の記憶が消えないうちに」。そのあとナイルレストランへ行ったら、ちょうど夕食時でほぼ満席。ちょうど空いたのが4人テーブルで、私が座って注文してすぐ、ひとりで来た男性と相席になったのだけれど、この人、神戸から歌舞伎を観に来て、ナイルのご主人のラジオを必ず聴いている大ファンで、幕間に急いでやってきたという。ナイルで歌舞伎の話ができるなんて。短い時間だったけど楽しかった。

帰宅後、録画しておいた全豪オープンの7日め。ナダルはアンダーソンに快勝し、マレー対ディミトロフ戦は、スコアだけ見れば3−1だけど、どちらが勝ってもおかしくない接戦で、激しいロングラリーの応酬が続き、観ているだけで疲れちゃうぐらい。ものすごい試合だった。これだからテニスって面白い。