まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992018-11-18

ベックスのビスクスーププレートで腹ごしらえをしてから、まずは銀座へ。絵の教室でご一緒しているWさんが大の猫好きで、今月がお誕生日なので、東急プラザのハンズにフェリシモの「猫部」が期間限定で出店していることを知り、のぞいてみることにした。いくつかのグッズを選び、続いてコアへ。ユザワヤでの買い物を済ませると、ちょうどいい時間。

東銀座の東劇まで歩き、14時半からメトロポリタン・オペラのライブビューイング。今シーズン第2作は、サン・サーンスの「サムソンとデリラ」。タイトルロールを演じるのは、私にとってのメトロポリタン・オペラ初体験だった「カルメン」でも共演していたロベルト・アラーニャエリーナ・ガランチャのコンビ。

アラーニャが伝説の怪力男に見えないことは置いといて、二人の各々のソロもデュエットも素晴らしく、うっとり。ガランチャが幕間のインタビューで、サムソンとデリラがもし(民族の壁に隔てられることなく)もっと違う出会い方をしていたら、きっと幸せになれていたはず、と語っていて、そうした心情をベースに、サムソンが囚われの身となった後も、復讐を果たすのだと歌っていながら、デリラの表情には勝利の喜びではなく、自分が陥れたサムソンへの罪悪感や彼の身を案じるような様子が伺われ、それがとっても印象に残った。旧約聖書の時代から、パレスチナをめぐる民族問題は今もまだ続いているのよね…。デリラの衣装も美しかったなぁ。

18時ちょっと前に終演。そのあと、久しぶりにナイルレストランでムルギーランチ。奥のテーブルに案内され、途中で「座ってもいい?」とG.M.ナイルさん。もちろん、どうぞどうぞ。歌舞伎の話になり、なかなかに辛辣で、ここにもちょっと書けない… (^^ゞ

帰宅後、まる子&サザエさんを録画で見た後、JCOMのチューナーに録画してあった宮部みゆきさんの「三島屋変調百物語」より「あやかし」のドラマ版を1話から4話まで。

そのあとはATPファイナルズの決勝戦。ズベレフがジョコビッチに勝利! 新時代の幕開けを感じさせるねぇ。

さらにそのあと「あやかし」の5話(最終話)を見てたので、また夜更かしになっちゃった。