まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992014-04-23

今日は仕事はお休み。歌舞伎座は夜の部なんだけど、午前中に家を出て、銀座松屋の「ムーミン展」へ。トーベ・ヤンソン生誕100周年を記念して、フィンランドタンペレ美術館やムーミン谷博物館から原画やジオラマが出展されていて、入場料が一般千円。だから通常のショップだけのイベントより空いているんじゃないかと思ったんだけど、と〜んでもなかった。まだゴールデンウィーク前の平日の昼間なのに、激混み。しかもまさに老若男女問わずの混みようで、ムーミンってこんなに愛されているのねぇ、と大ファンの私もビックリするぐらい。

この展示会オンリーの限定グッズもたくさんあって、かなり強気の値段設定。書籍コーナーには珍しく原語のものも数多くあり、そのうちこれは絶対ほしいと思った本があったんだけど、他の本は見本以外はすべてビニール袋に入っているのに、その本はビニール袋に入っていなかったから、見本なんだと思い、大判なのでちょっと置いてビニール袋に入っているのはないかと探しているうち、他の人の手に渡ってしまい、結局その1冊しかなく、スタッフにきいても在庫なし。ああ、どうしてあの時、手を離してしまったのか…!

プロントで時間調整してから歌舞伎座へ。ムーミン展の図録やついつい買ってしまったグッズはコインロッカーへ。

鳳凰祭四月大歌舞伎」夜の部は、吉右衛門の「一條大蔵卿」と幸四郎の「髪結新三」の間に時蔵の「女伊達」という構成。病気休演が相次いでいるこの数か月、幸四郎吉右衛門兄弟の出番がものすごく増えているような…。

「髪結新三」がいろいろな点でチグハグだった。まず橋之助は忠七のニンじゃないし、児太郎のおくまと恋仲には見えない。勝奴に出てる錦之助のほうが忠七のニンなのに、そうすると勝奴ができる人がいないのかなぁ。明るすぎる忠七と暗すぎる新三。新三と勝奴も、兄貴分と弟分じゃなく、侍の主従みたいだし、歌六の源七はすごくいいのに、源七から見たら「取るに足らない若造」であるべき新三が全然そう見えないし。そもそも江戸の町人の暮らしが見えてくるような楽しさがないのよねぇ。でも弥十郎・萬次郎の家主夫婦は鉄壁!

木挽町広場にくまモンが。ちょっと前には八千代座で大活躍してたのに、働き者だねぇ ^^;

寝ようとして気付いた。今日は一日中、耳鳴りがほとんど気にならなかった。…てことは、仕事しなければいいのか??? (そうもいかないしねぇ…)