まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992014-03-04

午前4時半すぎにようやくマフラーを織り上げ、それから手早くお風呂を済ませ、6時前にベッドへ。手織教室だけなら徹夜で行っても問題ないんだけど、夜に大事なイベントがあるものだから。

織り機は自宅に置いたまま、場合によってはそのまま夜のイベントに直行できる格好で出かけ、教室ではせっせと端糸を房に結ぶ作業。次に織るつもりの作品の糸について先生に相談したり、先生が新たに持ってきて下さった作品ファイルを見せて頂いてワイワイと盛り上がったり。でも亡くなった先生から頂いた糸の残りがまだあったそうで、太めの麻糸の大きなカセからメンバーが人数分、カセくり器で玉にしてきてくれて、大きな玉がひとり2つ。これだけでバッグがパンパンになってしまったので、時間の余裕もあることだし、一度自宅に帰って出直し。

再び向かった先は、サントリーホール。前回どうして迷ったのかなぁ、と調べてみたら、六本木一丁目の駅前の通りからエスカレーターを上がるとカラヤンホールがあるのに、そのエスカレーターが記憶から消えて、通りからすぐカラヤンホールに面しているように思い込んでいたのだった。原因が分かったから今回は大丈夫。

でも駅の通路でコンブリオのリスナーさんとお会いしたので、そのままご一緒できて迷う心配はなかった ^^;

日本中のオーケストラからコンサートマスターや首席クラスの演奏者が集う「がんばろう! 日本 スーパーオーケストラ 毎日希望奨学金チャリティーコンサート」も今年で4年め。まずロビーで取材中の斎藤さんやたくさんのリスナーさんにご挨拶。

今年はチャイコフスキー特集で、3列めという素晴らしい席。「弦楽セレナード」の象徴的な最初のフレーズだけでもう涙腺が刺激されてしまい、早すぎるでしょ、と自分で自分にビックリ。圧倒的な音量で、演奏の確かさは言うまでもなく、特に弦楽器の響きがスッと消えていく瞬間の余韻がなんとも美しく、心が震えっぱなし。真紅の衣装がピッタリの情熱的なソリスト渡辺玲子さんを迎えての「ヴァイオリン協奏曲」に続いて「交響曲第4番」。聴きながら何度も目頭が熱くなり、アンコールで「弦楽セレナード」の第2楽章のワルツが始まった途端に涙腺が決壊。なんという贅沢で濃密な時間だったか。なのに隣りのご夫婦(?)が指揮者の高関健さんを「ドラえもん」と呼ぶのがおかしかった。最後には客席も一緒に「ふるさと」の合唱。素晴らしい演奏への感謝を込めて、大きな声で一生懸命歌った。

終演後のロビーには出演者の皆さまがそれぞれに募金箱をもって立っていらして、リスナーさんと一緒に渡辺玲子さんの募金箱へ。まだ取材の残っている斎藤さんと別れ、数人のリスナーさんと近くのカフェへ。お腹が空いてしまい、ハンバーガーを注文したら、ものすごいボリュームでビックリ。

素晴らしかった今日のコンサート、今月23日(日)19時からネットラジオ「オッターヴァ(Ottava)」で放送され、その後はオンデマンドでいつでも視聴できるので、ぜひぜひ聴いて下さいな、と宣伝して今日はオシマイ ^^;