まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992016-03-05

東京駅での集合時間が9時半と比較的ゆっくりだったので、寝坊することなく、シャッキリ起床。それどころか、思いがけず予定より1本早い電車に乗れた結果、集合場所に一番乗り。去年もお世話になった添乗員さんが、私が名乗らなくても覚えていてくれてビックリ。

次々にリスナーが集まってきて、10時ちょうど初のやまびこ133号で仙台へ。車内では、釣用の補修糸に11cmおきに結び目を作る作業。手織のタイアップという作業に使うもので、前からやろうやろうと思いながら、時間が取れずにいたのでちょうど良かった。福島に着く頃に完了。

12時4分に仙台着。絵の教室で笹かまをリクエストされたんだけど、今回はこれきり仙台駅には戻ってこないので、各自昼食をとる間に駅の売店で笹かまを買う。そのあと3人のリスナーと一緒に昼食を済ませ、13時40分の集合まで余裕があったので、駅からすぐのホテルに荷物を預け、身軽になった。バスに乗り込み、東北大学川内萩ホールへ。

「つながる心 つながる力 みんなでつくる復興コンサート」も今年で5回め。14時開場。本番直前なのにロビーで仙台フィルの山本純さんが迎えてくださり、現地に直接いらしたリスナーさんたちとも「お久しぶりー」とご挨拶。

15時開演。斎藤さんとTBC東北放送の安藤理沙アナウンサーの司会で、指揮者は岩村力さん。始まりは毎回、献奏として、仙台フィル弦楽セクションによる「G線上のアリア」。温かい音色が心に染みて、早くも目頭が熱くなる。

チャイコフスキーの「くるみ割り人形」から「花のワルツ」に続き、ゲストの平原綾香さんを迎え、ベートーヴェン交響曲第9番第3楽章に歌詞をつけた「LOVE STORY」と、ホルストの「惑星」をもとに大ヒットした「JUPITER」、震災以降、東北で歌い継がれている「わせねでや」の3曲。休憩をはさみ、後半はベートーヴェン交響曲第6番「田園」全楽章をじっくりと。アンコールでは、これも毎年恒例の「威風堂々」を、いつもとは違って歌詞は平原綾香さんにお任せし、客席はラララで参加し、大合唱。

素晴らしかったー。仙台フィルの音には温かみがあって、平原綾香のボーカルとの相性も抜群。

ホテルに戻る必要がないのでバスには乗らず、地元のリスナーさんが車でアフターパーティーの会場近くまで送ってくれて、会場の場所を確認したあと、近くの上島珈琲店で時間調整。

仙台フィルは今月特に大忙しなのに、19時からのパーティーに山本純さんはじめ5人が来てくださり、中にはこれからすぐ函館へ発つという方もいて、冒頭で演奏してくれた。1曲はモーツァルト、もう1曲は被災地を訪ねたときにリクエストが多いという「北国の春」。

パーティーはおおいに盛り上がり、21時までの予定だったけどなかなかおひらきにならず、半すぎにようやく解散。ホテルまでは徒歩で10分足らず。

明日は8時前に集合。今度こそ寝坊しないように早く寝ないと!