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ザッ、ザッという音で目が覚める。どなたかが通路の雪かきをしてくれているみたい。お手伝いするべきなんだけど、スコップなんてないし、ちり取りも和紙のだし、他にスコップの代わりになるものが思いつかなくて、申し訳なく思いながら、再びＺＺＺ…。

ベランダの手すりの上に夕べあんなに積もっていた雪がすっかり消えていた。お日さまってすごい。でも窓から外を見ると、屋根の上も道路も駐車場もまだほとんど一面の雪。

フィギュアスケート団体戦の最終日。男子のフリーはプルシェンコが圧倒。一時期はすでにピークが過ぎたことを思わせる状態だったのに、ここまで復調してくるなんてさすがだなぁ。ケビン・レイノルズも４回展ジャンプを３つそろえて史上２人めの記録を作り、女子もリプニツカヤがショートに続く完璧な滑り。町田くんもアッコさんも３位にとどまり、日本は総合５位でメダルには届かなかった。とはいえ、アイスダンスやペアの育成が立ち遅れている日本にとっては絶対的に不利な団体戦で、フリーに進める上位につけただけでも大健闘。今後、アイスダンスやペアも層が厚くなってくれるといいなぁ。

レジェンド葛西選手もノーマルヒルは無念の８位。ジャンプは原田さんの解説がなんともあったかくていいなぁ。

観戦しながら手織りを続けていたのだけれど、特にフィギュアスケートの間は気を取られすぎたのか、あちこち目が飛んでしまっていて、十数センチもほどくハメになっちゃった。ガックリ。