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土・日とも早起きだったので、仕事のめどが立った今日はちょっとのんびり寝てしまった。

正午をすぎてすぐに仕事をスタートし、14時46分には手を止めて黙祷。あれから２年。そして三周忌。復興コンサートの冒頭で会場全体で黙祷した時には、ただ漠然と、というか、真摯な思いではあったものの、あまりにも多くの失われてしまったものすべてに対する総括的な黙祷だったのだが、そのあと女川を訪れたことで、今日は黙祷している間に、女川の風景や語り部さん、高政の部長さんの顔などが次々に浮かび、より具体化されたというか、現地を訪れることの意味を再確認したのだった。

英訳を進めているうち、どこかで見たような条文が出てきた。ごく最近、同じような条文を英訳したような…。こういう時に便利なのが KWIC というソフト。目当てのファイルがありそうなフォルダを指定し、条文に含まれるキーワードで検索すれば、そのキーワードを含む文章を抜き出してくれる。ほーらあった。まったく別のクライアントで契約書の種類もまったく違うんだけど、担当者が同じなのねん。見事にまるまる一言一句違わない。ラッキー♪　もともと自分で英訳したものだから、胸を張ってコピペしちゃう。

仙台フィルは今日、仙台市内の見瑞寺にて献奏会。今夜のコンブリオで、仙台に残った斎藤さんがその様子をレポートしてくれた。復興コンサートでも演奏されたバッハの「エア」と、バーバーの「アダージョ」。どちらも胸に迫る演奏で、思わず仕事の手を止め、祈るような思いで聴き入った。見瑞寺の大きな柱時計は、２年前のあの日の２時45分で止まったままだという。これからも自分に何ができるかを考えていかないと。

ひととおり英訳が終わり、見直しと修正も済ませ、送信したのは０時22分。日付が変わる前を目指したんだけどなぁ。惜しかったぁ。

写真は、夕食のおかずに加えた高政さんの五目蒲鉾。レンジで温め、お醤油ではなく、高政さんの「わさび塩」をかけて頂く。右上のは、マリンパル女川で買った「しそ味噌」。お味噌に大葉を巻いて揚げてあるの。どっちも美味しいんだよぉー♪