まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992017-03-04

OTTAVA のリスナーが集って仙台フィルを応援に行くツアーの初日。コメダ珈琲のモーニングで朝食を済ませて行こうと早めに家を出て、ちょうどいい時間の電車に乗るつもりが1本早いのに間に合ってしまい、東京駅での集合時間に早すぎるぐらいに着いてしまった。JTB の添乗員さんがもう顔を覚えていてくれて、名乗らなくても新幹線の切符等を渡してくれる。次々にツアーのメンバーが到着し、10時ちょうど発のやまびこ133号で仙台へ。

12時過ぎに仙台着。バスで青葉城址に移動し、本丸会館にて昼食。はらこめし(鮭とイクラがたっぷりのってる炊き込みご飯)に芋煮、茶碗飯とそれだけでお腹いっぱいなのにずんだ餅もついていて、お餅2つはとても食べきれず、1つはようやく食べて、もう1つはずんだの部分だけ頂き、お餅は残してしまった。ボリュームありすぎ〜。

食べている途中に、おもてなし集団「伊達武将隊」の伊達成実片倉小十郎松尾芭蕉の3人が参上! 「どこから参った」ときかれて「都内」と答えたら「江戸じゃな」と訂正されてしまった。サービス精神旺盛で楽しい面々。物産展などで全国を回っているそうだから、また会えるチャンスがあるかも。

食後に伊達政宗公の像にご挨拶をしてから、再びバスに乗り、東北大学百周年記念会館 川内萩ホールへ。「つながる心 つながる力 みんなでつくる復興コンサート」も今年で6回目。14時開場で、ロビーでは仙台フィルのチェロ奏者の山本純さんやインスペクターの我妻さんが迎えてくださり、15時開場。司会は斎藤さんと TBC 東北放送の大久保悠アナウンサー。

石川星太郎さんの指揮で、バッハの「G線上のアリア」献奏に続き、黙祷。ベルディの歌劇「運命の力」序曲の演奏の後、ゲストの新妻聖子さんが登場し、「ラ・マンチャの男」「この祈り〜The Prayer」、プッチーニの歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」を熱唱。さらに宮城県仙台南高校音楽部合唱団の皆さんが加わり、新妻聖子さんと一緒に「わせねでや」を歌った。このタイトルは「忘れないでね」の方言で、震災直後に松島湾内の桂島に住む女性が島への想いを綴った詩をもとにした曲。去年は平原綾香さんが同様に歌い、その後、彼女はこの曲をコンサートでも歌うようになり、新しいアルバムにも収録されているそうな。「わせねでや 友よ 故郷 思い馳せ 遠くても 島に咲かせよう夢の花 愛を寄せ合いながら」いつまでも歌い継がれていきますように。

休憩をはさみ、ドヴォルザーク交響曲第8番をじっくりと。アンコールはすでに恒例となっている「威風堂々」で、新妻聖子さんと合唱団の皆さんと一緒に客席も参加して大合唱。ああ、今年もこの場にいることができて本当に良かった。

17時半すぎの終演後、バスでホテルに送ってもらい、チェックイン。ひと休みして、同じホテルのリスナーとロビーで待ち合わせ、19時からのアフターパーティーへ。会場は、ホテルから徒歩5分と近いビストロぼんてん。

仙台フィルからも、演奏を終えたばかりで疲れていらっしゃるはずなのに、震災から6年経った今も頻繁にボランティアで復興支援の演奏活動をしているカルテット・フィデスの皆さんや山本純さん、我妻さん等がいらしてくださり、カルテット・フィデスの弦楽四重奏が素晴らしく、胸が熱くなる。山本純さんのチェロと、ゲレンさんの番組の「一番町ギター倶楽部」というコーナーでおなじみのリスナー氏のギターとの合奏も披露され、今後もいろんなリスナーと一緒に演奏したい、と純さん。マエストロも印象に残る話をたっぷりとしてくださり、とても貴重なひとときとなった。

21時半すぎにおひらきのあと、20人近くで二次会へ。零時の閉店近くまで、よく喋り、よく笑った。

ホテルに戻り、スマフォとホテルのモーニングコールをダブルでセットし、就寝。おやすみなさい☆