まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

仙台フィル in サントリーホール

毎年3月に OTTAVA の復興コンサートで仙台を訪れるたび、いざ来てみると近いのよね、と思うものの、仙台での定期コンサートを聴きに行くのはなかなかにハードルが高い。その仙台フィルが久しぶりに都内で行うコンサート。これは行かねば、とチケットを取り、楽しみにしていた。

f:id:maru99:20190522104213j:plain

「オーケストラ・サウンドと光のスペクトラム」と題し、曲のイメージに合わせてホール全体に様々なイルミネーションが躍動。その効果を最大化するため、ステージの照明は極力抑えられていて、木の壁と床を背景に、温かいライトの中に浮かび上がるオーケストラのビジュアルがとても美しかった。

角田鋼亮さんの指揮で、新妻聖子さんをゲストに迎え、スター・ウォーズニュー・シネマ・パラダイスアナと雪の女王、ファンタジア(魔法使いの弟子)、E・T、千と千尋の神隠しタイタニックレ・ミゼラブルと映画音楽が続き、ラストもスター・ウォーズからフォースの覚醒。聖子さんはアナ雪、タイタニックレミゼをいずれも英語でパワフルに歌い上げ、ソリスト・アンコールとしてトゥーランドットの「誰も寝てはならぬ」を、仙台フィルのアンコールは、これもスター・ウォーズから「帝国のマーチ」。実は私、スター・ウォーズもファンタジアも千と千尋の神隠しタイタニックも観ていないのだけれど、それでも耳になじみのある曲ばかりで、十分に楽しむことができた。

ナビゲーションはアナウンサーの柴田秀一さんで、聖子さんから楽しいトークを引き出していた。聖子さん、歌だけじゃなく、トークもめっちゃ面白いのねぇ。

仙台フィルの演奏って、いつ聴いてもハートフル。もうすっかりファンだから、思い入れが強いせいもあるのだろうけれど、温かいサウンドに、思わず笑顔になっちゃうの。

タイミングが悪かったのか、きっと他にもリスナーさんがいらしているはずなのに会えないまま終演。ロビーには次々に仙台フィルのメンバーが出てきてくださり、3月に仙台でたくさんお喋りさせて頂いたメンバーのおひとりにご挨拶 (^^)

古巣のオフィスが六本木一丁目にあった頃にはなかった駅ビル内のショップで、明日の手織教室に持参するお菓子を調達し、帰りの車内では「誰も寝てはならぬ」が脳内リフレイン ♬