9時過ぎのバスで東銀座の東劇へ。歌舞伎座の開場時間と重なり、木挽町広場は大混雑。メトロポリタン・オペラ 2024-25シーズンの2作目「グラウンデッド 翼を折られたパイロット」の上映は、他の劇場ではすでに終了していて東劇のみ26日まで。1日2回の上映で、夜の回だと帰りが遅くなるので11時からの回を選んだ。新作の現代物のせいか、日曜日なのに客席はまばら。十数人しかいなかったんじゃないかな。
米軍のパイロットとして戦闘機の操縦に生きがいを見出していた女性が牧場主の男性と結婚し、妊娠。ドローン操縦士への転身で配属先も変わり、娘が誕生。家族との幸せな生活とは対照的に新たな任務は過酷で、ドローンでの攻撃による人的被害は彼女を追い詰めていく。ある大物を標的とする攻撃を命じられ、その標的が現れたとき、少女が彼のもとへ走り寄るのを見て、娘の姿が重なり、彼女はドローンを故意に墜落させるが、別のドローンへの指示で攻撃は遂行され、彼女の目の前で少女が犠牲になってしまう。規律違反で投獄された彼女は、独房の中で除隊を決意する。
空を飛ぶ喜びに満ちていた彼女の人生は一変した。そのプロセスはたしかにドラマチックだけれど、軍にとっては些細なことで、戦争が終わることはないのよね…。そう考えると虚しい。
主人公を演じるエミリー・ダンジェロの伸びやかな歌唱が素晴らしく、合唱も迫力があった。LEDを駆使したシンプルな装置も印象的。ジャニーン・テソーリの作で、ヤニック・ネゼ=セガンの指揮、マイケル・メイヤーの演出。今シーズンからシーズンブックの取り扱いがなくなってしまったので、東劇のロビーに飾られていた写真をスマホで撮ってみた。


昨日の行き帰りから、作品展の間にWさんにお借りした彬子女王殿下の留学記「赤と青のガウン」を読んでいる。その続きを東劇からの帰りに北千住駅構内のスタバで読み始めたところ、一気に読み終えてしまった。論文執筆の苦悩が詳しく描かれていて、私の場合はたかだか慶應通信課程の卒論だったけれど、それでも長い時間をかけて、本文と資料編の合計で350ページ余りの卒論を仕上げるまでの苦労を懐かしく思い出した。歌舞伎史の連載をしながらだったから、キーボードの叩き過ぎでひどい腱鞘炎になったのよね…。もう遠い昔の話。
ユニクロとカルディで買い物をしてから帰宅し、荷物を置いてすぐ図書館へ。返却日が年明けなので、予約していた2冊に加え、在荷の図書からさらに2冊を借りてきた。
「海に眠るダイヤモンド」の最終回は2時間にわたり、もうねぇ、何度となく涙してしまった。特に、いずみさんが玲央とともに端島を訪ね、現在の端島と当時の端島の映像がオーバーラップする場面と、晩年の玲央が眺めていたという一面のコスモスの遠い先に端島が見える光景。たまらなかったー。凄いドラマだったなぁ。
その余韻が少しおさまったところで、夕べの「オードリーのオールナイトニッポン」をタイムフリーで聴く。さらに、若林さんが「スクール革命」で第2子誕生を発表していたというニュースを目にし、TVerでその場面を見る。何か月も前に生まれたのに春日さんにも知らせていなかったというのが若林さんらしい。