まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

合唱コンサート

午後に駅前のホールで、合唱団じゃがいものコンサート。仙台フィルチェリスト山本純さんがご出演。今年は仙台での復興コンサートに参加できないので、せっかく地元でのコンサートだから地元のお菓子を手土産に、と近所の和菓子屋で「亀のたまご」を調達。

1時半開場2時開演だとばかり思ってホールに行ったら2時開場2時半開演の間違いで、早すぎてしまったのだけれど、そのおかげでロビーで純さんにバッタリ。ご挨拶してお菓子も手渡すことができ、よかった。

開場を待つ間に OTTAVAリスナーさんがいらして、あれこれお喋りしているうちに開場。

3部構成で、1部は谷川俊太郎さん訳のマザーグース歌曲集。マザーグースは昔よく読んだのよねぇ。懐かしい。2部は「林光編曲によるソングブック」として、スメタナ「河の歌」、シベリウス「希望の歌」、クラヘルスカ「埋められた武器のための子守唄」、カタルーニャ民謡「鳥の歌」、武満徹「死んだ男の残したものは」、そしてレナール「さくらんぼが実る頃」。15分の休憩をはさみ、3部は合唱劇「泣いた赤鬼」。

メンバーが皆にこやかな笑顔で、とてもあったかい雰囲気の合唱団。小さな女の子もいて、3部ではお母さんに抱かれた赤ちゃんも。純さんによると、親子2代、3代で参加しているメンバーもいて、そのうち4代めも誕生するかも、とのこと。3部の赤ちゃんは指揮者のお孫さんで、おじいちゃんが大好き。カーテンコールでは客席からの拍手に合わせて小さな手でパチパチしているのがなんとも可愛らしかった。

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浜田廣介は子供の頃、伯母が書店を営んでいたこともあり、装丁が豪華な全集をプレゼントしてもらい、大切に愛読していたのに、引っ越しの際、問答無用で処分されてしまい、大泣きしたことを覚えている。大好きだったのにー。

 合唱っていいよねぇ。たくさんの声がグッと凝縮して美しく響き合い、「あ、今ひとつになった」と実感できる瞬間を遠い昔に何度か経験しているだけに、今日のように楽しそうに歌う合唱を聴いているとうらやましさもこみ上げてくる。

もうかなり昔、今の住まいの近くで合唱サークルを探してみたことがあるんだけど、とあるゴスペルサークルに見学に行ったら、宗教色は一切ないという話だったのに、終了後にそれぞれの経験を話し合い、手をつないで祈りましょう、みたいな。あれはがっかりしたなぁ。

大きな声で歌うと、それだけで気持ちいいのよねー。

終演後のロビーで他のリスナーさんとも合流。近くの串揚げ屋で楽しいひととき。

来年の今頃にも同じホールでコンサートがあるとのこと。楽しみ ♪