まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992012-06-17

誕生日の翌日は、いたってフツーの日曜日。

幸いまだ仕事ははけているものの、手織りの課題がいまだ終わらず。「あなたはいつも忙しいんだから無理しなくていいわよ」と先生は言って下さるけれど、こんなふうに仕事が途切れている時ぐらい多少の無理はしないとねぇ。

極細の絹糸なのでなかなかはかがいかない。ただ、ひと目のミスでもやたらと目立つ織り方もある一方、今回は模様が不定形であまりハッキリしていないため、レバー操作さえ織り図のとおりであれば、段の途中でひと目ふた目、いやもっと間違えていたとしても、間違いの箇所がまず見つからない。なので、レバー操作にだけ注意して、あとは気にせずにどんどん織り進んでしまう。それでもなかなか進まないのね〜。

ラジオの「安部礼司」に「トミー&松」の2人がゲスト出演。国広さんはよ〜く耳をこらして聴かないと本人だと分からないぐらいだけど、松崎さんの存在感はすごいなぁ。「愛のメモリー」1曲だけを様々にアレンジした新しいアルバムが出るんだって。何十年たっても1曲勝負って、ある意味すごいかも。

ず〜っと織りながら、夜には WOWOW で「マイ・バック・ページ」を観た。学生運動の嵐が吹き荒れた時代、新聞社系の雑誌記者だった川本三郎さんがある団体の首謀者学生と関わり、その団体が自衛官を殺害した結果、川本さんまで逮捕されてしまったという事実に基づく映画で、川本さんを妻夫木聡、首謀者学生を松山ケンイチが演じていて、全体的にくすんだ映像が時代を思わせる。松山ケンイチって不思議な役者さんだなぁ。役によってまったく別人になってしまう。すごい。彼が演じる革命家気取りの学生が胡散臭くて自己中で、史実を知らなかったので調べてみたら、モデルになった実在の学生もまさにそういう人だったらしい。興味を引かれた反面、映画として好きかときかれるとそうでもなくて、ネットでこの作品に対する評価を拾い読みしてみたところ、学生運動を体験した世代にはめちゃくちゃ共感できるらしい。私があの時代にいたら、運動に参加していたかなぁ。積極的に参加しなかったとしても、あんなふうに熱く語る運動家に惹かれたりしたかしらん。… しなかっただろうなぁ、多分。

そしてまだまだ手織りは終わらない。明日こそ! というか明日中に終わらせないと間に合わないっ!