昨日に続いて、今日も 「観る」お楽しみの日。でもその前に、もうすぐ I さんのお誕生日なので、なにかプレゼントを探さねば、と2時すぎに家を出た。
お楽しみは東劇だから、プレゼントは銀座で探そうか、それともまずは北千住のマルイに寄ってみるか、と迷う。プレゼントのアイデアがまったくなくて、行き当たりばったりでインスピレーションに賭けるしかなく、それには銀座は広すぎる気がして、とりあえず北千住で降りてみた。
何にしようかなぁ、としばらく前から考えている間に、頭の中を何度となくよぎっていたのがレース。ベーシックでドレッシーなレースのカーディガンかプルオーバーはどうかなぁ。そう思いながら探し歩いていると、多くの店でレースを扱ってはいるものの、なんとなく安っぽかったりカジュアルすぎたり。あらステキ、と思うと高価すぎたり。いつもそれはそれはお世話になっているので高価でも全然かまわないのだけれど、度を過ぎると来月の私の誕生日にかえって気を遣わせてしまうので、そのあたりがなかなかに難しい。
あれでもないし、これでもないし、レディースのフロアは残りあと数件。これで見つからなかったら銀座に移動するしかないかぁ、と思いながら入った次の店で、ピピッときた。ベージュのレースで、とってもお上品。ケープを眺めにしたようなデザインで、前にボタンがついているからはだけることもない。これならショルダーバッグでも大丈夫そうだし、お値段もギリギリいい感じ。決〜めた! とレジに向かうと、ほぼ全額ポイントで済んでしまった。いつのまにかずいぶん貯まっていたのねぇ。なんだか得したような、プレゼントなのに申し訳ないような (^_^;)
予定よりだいぶ早く買い物が終わったので、スープストックトーキョーで軽く腹ごしらえをしてからスタバで時間調整。頃合いを見て東銀座へ。
さて、今日のお楽しみは、メトロポリタン・オペラのライブビューイング、マスネの「マノン」。タイトルロールを大人気のアンナ・ネトレプコ。享楽がすぎて修道院送りになるところを互いに一目惚れした相手と駆け落ちし、社交界の華となる彼女の絶頂期の美しさといったら。それが一転して牢獄につながれ、売春婦として売られるところを愛する彼に助け出されるも、許しを乞いながら彼の腕の中で息絶えてしまう。波乱の生涯。圧巻だったのは、彼女と決別して神学の道に進もうとする彼に復縁を迫り、見事に篭絡する場面。あれだけ魅力的だと抗いようがないだろうなぁ、と納得させられてしまった。ネトレプコ絶好調。原作が同じプッチーニの「マノン・レスコー」も観てみたいなぁ。
さて、連休明けに一気に忙しくなるのかどうか、まったく読めないわ〜。