今日はウィーン国立歌劇場の配信が視聴済みの「サロメ」なので、オペラはお休み…と思ったら、METで40年前の「マノン・レスコー」を配信していて、デ・グリューを演じるのはプラシド・ドミンゴ! これは絶対、観なくちゃ。
まだ40歳直前のドミンゴ。今もその歌声が衰えていないんだから、すごいよねぇ。レナータ・スコットのマリー、その兄を演じるパブロ・エルヴィラは、「ランメルモールのルチア」でもルチアの兄だった…ことを確認しようと、自分の日記を「パブロ」で検索したら、風邪を引いていたときの「パブロン」がヒットして笑ってしまった。
デ・グリューとの愛はあってもお金がない生活に嫌気が差して彼を見限り、老財務官のもとで贅沢な暮らしをしていても満たされないマノン。デ・グリューに再会し逃避行を試みるが、宝石を残していくことが耐えられずかき集めている間に捕らえられてしまう。愚かよねぇ。娼婦としてアメリカに売られることになり、最後にはデ・グリューの腕の中で息絶えるのだけれど、逃避行の際に着ていた豪華なドレスをボロボロになるまでずっと着ていたのが印象的だった。
METのヒストリカル映像は、これまですべてレヴァインの指揮で、それだけ絶大な支持をしていたのに、今は…。残念よねぇ。
観ながら進めていたチクチクをその後も続け、周囲の部分がすべて終わった!
あとは中央部分の余白をどう埋めるか。悩むー。