まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992012-05-05

こどもの日だけど、今年はとうとう一度も鯉のぼりを目にしなかったなぁ。ちょっと寂しいような気も。

今日の「観る」と「聴く」のイベントに備えて、夕べはゆっくりたっぷり寝た。まずは 「観る」 からで、明治神宮前のクエストへ。先日のイッセーさん&小松政夫さんの二人芝居に続くイッセーさんひとりの舞台。

しょっぱなから面白かったなぁ。息子の結婚式と弟(甥?)のお通夜とが同じ日に重なってしまうハプニング。披露宴からそのままお通夜へ。考えてみれば、披露宴の日程を直前に変更するのは無理だろうし、お通夜はいつ起こるか分からない上に、お寺や斎場の都合もあるだろうから、決してありえない状況ではないはず。お嫁さんとその両親に気を遣い、弔問客に気を遣いながらも、披露宴で飲んだお酒もまだ残っていて、親族一同がミョーにハイテンションで、些細なことがおかしくて、お通夜の席なのに笑いのさざなみが広がって…。うんうん、あるある!

他にもすぐ隣りにいそうなリアルなキャラクターが勢ぞろいして、最後は歌ネタでにぎやかに。毎回これだけ充実した内容をそろえるのって本当にすごいと思う。残念ながら後の予定がつまっているので、5時すぎの終演後、アンケートをサボって急いで原宿駅へ。

ただでさえ混雑する原宿駅が連休とあってものすごい人だかり。改札口では入場規制も敷かれていて、ホームにたどり着くだけで大変だった。有楽町で降りて国際フォーラムへ。そう、これからラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン

チケットを取ってあるのは夜9時からの公演だけ。会場では屋外にも屋台やステージが組まれていて大賑わい。人混みをかき分けかき分け、オッターヴァのサテライトスタジオに向かう。探すまでもなく、スタジオ前にはリスナーさんがいっぱい。すでに顔見知りの方が多くて、もうコンブリオカラー(若草色)の目印もいらないぐらい。

今年のラ・フォル・ジュルネは「ロシアの祭典」で、コンブリオでもこのテーマに沿って、「マイ・ベスト・チャイコフスキー」の投票を募集していた。サテライトスタジオでも投票を募り、当日6時の締切後にその場で集計し、7時からステージ上に斎藤さんが登場し、金曜日のコンブリオ担当の森雄一さんと一緒に集計結果の発表。直前の投票で1位と2位が逆転し、しかもこの2曲は実に1票差というドラマちっくな展開で、大いに盛り上がった。但し、来場できないリスナーさんたちのために、ネタバレしないよう結果のツイートはご法度というお達し。そうだよねぇ。

お誕生日の斎藤さんとうれしはずかしのツーショット♪ ほぼ日のらくちんワンピースで行ったら、「かわいいカッコしてるじゃない」と斎藤さん。うふふ ^^

あわただしくホールAに移動し、ボリス・ベレゾフスキーのピアノでウラル・フィルの「イタリア奇想曲」「ダッタン人の踊り」、ラフマニノフ「ピアノ協奏曲」2番を堪能。血沸き肉踊る狩猟民族の祭りといった印象。力強く土臭い感じ。

斎藤さんも同じ公演を聴くと言っていたのに、リスナーさんたちに誘われてどこぞへ流れてしまったらしい。終演後に合流するお誘いも頂いたのだけれど、すでに11時近かったのでそのまま帰宅。

芸術的で濃密な1日でありました。