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昨日に続いて７時間も眠れた。しかもインターホンに起こされたから、宅配が来なければもっと眠れていたかも。すごい。寝た時間が時間なので起きたらすっかり午後だったけれども (^_^;)

テレビをつけたら、ちょうどBSプレミアム「旅のチカラ」という番組が始まるところだった。香川照之「破壊せよ“役者”という殻」。６月に市川中車を名乗って歌舞伎の舞台に立つ彼が京劇に挑む。まずは様式を身体に叩きこみ、ひとつひとつの所作を様式通りに消化した上で、感情を込め演技を形作っていくという点で、京劇と歌舞伎には共通するものがあり、彼の父親である市川猿之助も自分の舞台に度々、京劇を採り入れてきた。演技派、実力派と言われ高い評価を受けてきた彼がわずか３分の場面を演じるための稽古で自分の無力さを痛感して苦悩する。それでも２週間の稽古で本番に臨み、十分な成果を上げたことで大きな自信になっただろうか。歌舞伎役者を父に持ち、自分にも息子が生まれたからには、自分も歌舞伎の世界に飛び込まざるを得ない、と番組の中でも語っていたけれど、自分は映像の世界に留まって、息子には本人が希望すれば歌舞伎の世界に進めるように必要な稽古事をさせればいいだけなんじゃ？　という気もしないでもない。そのあたり、どうなんだろうねぇ。

キッチンのリフォームへの準備を本格的にスタート。まずは食材ばかり入った棚を空にする。ひとり暮らしなのにこんなに溜め込んじゃって、と思いながらそのままになっていた部分で、当然のように大量処分。問題は食器で、もともとプラスチックのケースに入れたまま棚に収納していたから、そのまま移せばいいのだけれど、重ね置きができないので、本の部屋と洋室の窓辺のスペースにギッシリ。外から見えないように遮光カーテンを閉めきり、リフォームが終わるまで換気もできないけど仕方がない。

これだけの作業で、ゴミ置き場との往復４回。まだ全体の３分の１ぐらいかなぁ。すっかり夜がふけてしまって、遅い時間にあまりガタガタするのも申し訳ないので中断。はぁ〜、思ったより大変だぁ。

仙台の牛タンをおかずに夕食♪　そのあと録画しておいた松本清張ドラマ「市長死す」を見た。市長に扮するのはイッセーさん。タイトル通り冒頭でいきなり遺体での登場。左團次さんの舞台もそうなんだけど、好きな役者さんが殺されちゃうところって、いくら芝居でもあんまり見たくないんだよねぇ。特にテレビドラマは歌舞伎の舞台と違って血糊とかリアルなんだもん。

明日もキッチンの片づけ、がんばらねば。