まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992012-04-01

仙台フィル復興コンサートから一夜明け、ホテルで迎える朝。目が覚めて、ああ、よく寝たぁ、と大きな伸びをして、枕元の時計を見たら … ん? え? 10時35分??? うそ〜ん!! 8時にアラームセットしたはずなのに、とスマフォをチェックしたら鳴った様子がない。そういえばスマフォに替えてからアラームをセットしたのは今回が初めてで、うまく設定できていなかったらしい。それにしたって、いつもなら何時に寝たって4時間サイクルで目が覚めてしまうのに、枕が変わると眠れないどころか、自宅よりホテルのほうが爆睡できるってどういうこと? 口コミで朝食が美味しいと評判だったのにもう終わってるし、チェックアウトの11時にギリギリじゃん!

チェックアウトはフロント横の端末にカードキーを挿し、宿泊料は予約時にクレジットで決済済みなので、パソコンのレンタル料800円だけが表示され、現金で支払うとレシートが出てきて、手続き終了。簡単なのねぇ。さて、とホテルを出ようとして、コートがないことに気づく。が〜ん。部屋のクローゼットに置いたままだ。フロントでマスターのカードキーを借りて取りに行く。朝食は食べそびれるし忘れ物はするし、どうしてこうなのかしらねぇ。

被災の様子をまったく目にしないまま帰ってしまうのが心残りではあるけれど、夕べのオフ会で仙台フィルの方に伺ったところ、被害の大きい場所ほど交通機関も整備されていないからひとりでは難しいというお話だったので断念。まず駅で帰りの切符を手配し、おみやげを見に行く。

油絵教室はリフォームのために次回欠席なので、その次まで1か月近くあるから、牛タンの入った蒲鉾を送ることにした。手織り教室には定番の萩の月。おみやげが足りなくて困ることがよくあるから、萩の月を多めに買っておこう。あとは自分で食べる牛タンと蒲鉾を少しずつ、と売り場を回っている間に、スマフォのバイブがブルルン。同期生からのメールで、恩師が「とうとうこの世からオサラバしたらしいぞ」と。絶句。

胸がドキドキするのを押さえ歩き続けるうち、ちょっと待てよ、と疑いがわいた。送り主は普段からふざけたメールばかり送ってくる奴で、いつもこの種の連絡をくれる同期生からは何も連絡がない。口調もふざけすぎだし … と考えていて、ハタと気がついた。エイプリルフール! おいおい、と彼のメールを見直すと、はるか下までスクロールしたところに「うそぴょ〜ん」だって。まったくもう! いい年して人の生死を笑いにするなんてとんでもない奴。こいつだけはホントにもう!!

ちょうどランチタイムでレストラン街は大混雑。牛タンで人気のお店は長蛇の列だったので、別の定食屋さんで牛タンの塩ネギ丼を頼んでみたら、ちょっとイマイチだった。昨日のお店で穴子寿司にすればよかったなぁ。

まだちょっと時間があるので、駅のカフェで「定禅寺ビター」珈琲と「ベリーベリーヨーグルト」を注文。フローズンのベリーがたっぷりで、とても美味しかった。この食べ方、自宅でもやってみようっと。

14時21分発の仙台発やまびこで、車内では英訳の見直しを進め、16時24分に東京着。上野→北千住経由で帰宅すると、同期会のしおりが7通も宛先不明で戻ってきていた。ガックリ。出欠ハガキで連絡がとれた同期生にだけ送っているはずなのになんで??? 

世界フィギュアの女子フリーでは真央ちゃんの笑顔が見られず、切なかった。スケーティングの美しさはピカイチなのだから、無理にトリプルアクセルを跳ばなくても … と思ってしまうけれど、やはり本人が納得できないのかしら。周囲からのプレッシャーに応えようともがいているようで痛々しい。

思ったよりとても「近かった」仙台。ぜひまた行きたい!