まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992011-01-19

電話で催促した人間ドックの結果が届いた。経過観察の項目がいくつか増えてしまった。肝嚢胞は前からだけど、胆嚢ポリープというのもできているらしい。そういえば銀座薬局のオジサンに胆石ができやすそうに見えるって言われたなぁ。でもほとんどは年齢に伴う相応の症状で、特に治療の必要がないものばかり。前回に続いて平均より優秀だったのが骨密度。若年平均値との比較では117%だけれど、同年齢平均値との比較では135%!

今日は久しぶりの武道館。スティングの「シンフォニシティ・ツアー2011」最終日。きっかけはコンブリオで全曲ジョン・ダウランドのアルバム「ラビリンス」が紹介されたことで、これがすっかり気に入っていたところ、今度はロケットマンショーで兎年生まれのアーティストの曲を特集した際にスティングも入っていて、「今度の来日コンサートはオーケストラと一緒なんだってねぇ」というのを聴いて、その場ですぐチケットを申し込んだのが元日の夜。

その割にいい席で、南東スタンドの2列め。前の席がまったく気にならない点でアリーナの後ろよりいいんじゃないかな。まず東京ニューシティ管弦楽団の面々が席につき、その前にセッティングされたエレキギターやベース、ドラムもスタンバイ。期待をこめた拍手に応え、ビシッと黒で決めたスティング登場!

早くも3曲目の Englishman in New York でアリーナが立ち始め、Roxanne や Straight to My Heart など13曲で第1部終了。オーケストラも疲れちゃうしね。第2部は10曲で、最後の Every Breath You Take で盛り上がりは最高潮。アンコール1曲では拍手がまったく鳴り止まず、2回目の2曲が終わってもまだまだ。オーラスの3回目にはスティングがひとりで弾き語り。全27曲。

もとのアレンジをまったく変えてしまうのではなく、それぞれの曲の魅力を最大限に引き出すオーケストレーションで、ガンガンのロックナンバーでもオケがエネルギッシュにグイグイ走って主導する場面もあり、見事なコラボレーションだった。ソロの演奏者をスティングはその都度丁寧に紹介し、敬意を忘れない。オーケストラで厚みを増したスケール感の大きな世界をスティングは圧倒的な声量と驚異的な肺活量で制し、ハイトーンが長く長く続くたび、スコーンと天井を抜けてどこまでも伸びていくように感じられて、自然と背筋が伸びて細胞レベルで身体が中から浄化されていくようなカタルシス。いやぁ、すごかった!

終演後も余韻は冷めやらず、ウォークマンでスティングのCDを聴きながら帰った。ただね、プログラムが2500円って高くない? さすがに買う気がしなくて、代わりにロイヤルフィルとの「シンフォにシティ」のCDを購入。ドキュメンタリーのボーナスDVD付きで3200円。これでさらに今日の余韻を楽しめるわ〜♪

会場では曲目の発表がなかったのに、帰宅してからネットで調べたら、主催者側でなく一般の人がもう情報をアップしていた。感謝!