まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992010-10-26

いきなり涼しいどころか寒くなってしまったので、いったい何を着ればいいのやら。しかも夜には15度以下まで下がるというので、たたんでポーチに収納できるロングコートを用意。

まずは手織教室。宿題は、メインの斜子織を織り図の指定より幅広にして平織りを少なめに抑えたのがいい判断だったと評価してもらえて嬉しかった。次の課題の斜文と千鳥のマフラーは、タイアップがシンプルなので時間中に織り始めることができ、レンガ色と茶色の千鳥がいい感じに浮き上がってきた。横糸も経糸と同じ4色をどのように組み合わせて使うかでまったく違うものになりそうなので、工夫のしがいがありそう。

終了後、織り機を教室のフロントに預けて身軽になってから、ちょっと時間の余裕があるのでスタバで軽く腹ごしらえ。そのあと東銀座に向かい、昨日に続いて新橋演舞場へ。昨日の昼の部は最前列だったけど、夜の部の今日は2列目。

「盛綱陣屋」は、仁左衛門の盛綱に我當の時政、秀太郎の微妙と三兄弟がそろった上に、孝太郎の早瀬に進之介の孫八も加わり、松島屋オンパレード。魁春の篝火に錦之助の藤太と手堅い上に、團十郎の和田兵衛に三津五郎信楽太郎というご馳走もつく。絵面に決まるラストはいかにも歌舞伎らしくて美しい。

「神楽諷雲井曲毬(かぐらうたくもいのきょくまり)」ととても覚えきれない長い名題ながら、通称「どんつく」。七代目・八代目・九代目三津五郎追善の楽しい踊り。決して器用ではないはずの團十郎が曲芸を披露。相当練習したんだろうなぁ。あぶなげなくこなしていて感心しちゃった。左團次さんも大工の役でご出演♪

そして今月の幕切れは、「艶容女舞衣(はですがたおんなまいぎぬ)」酒屋。ここだけ取り出すと何がなんやら。福助が半七とお園の二役を演じるのが見所なのだろうけれど、それほどの効果は感じなかったなぁ。お久しぶりの竹三郎さん
が嬉しかったけども。

思いがけず三田歌舞研の大先輩にお会いして、ゆっくりお話を、という雰囲気だったのだけれど、織り機を取りに戻らないといけないので丁重にお断りして駅に急ぐ。9時半前に着いたのにルミネの入り口が閉まっていてビックリ。季節によって営業時間帯が違うんだよね。教室のフロントに電話して10時まで営業しているレストラン街に直行するエレベータへの入り口を教えてもらい、構内が広いので大移動。受け取った織り機をよっこらせと背負って帰路に着く。ああ重たい。

演舞場の昼の部と夜の部を2連チャンしたけど、実は3連チャンで、明日は国立劇場。だもんだから、今夜も早寝しないと!