■

かろうじて３時間だけ寝て午後から手織り教室。もともと教室の宿題だけでほぼ手一杯なのに、ついつい他のワークショップにまで立て続けに参加していたものだから、手織り三昧で楽しい反面、慌ただしいことこの上ない。でもどうしても好奇心に勝てないのよねぇ。

手織り教室でフィンランドのピルタナウハの話をしたら、皆さん興味津々。私にとっては、自分の身体を織り機の一部のように使うやり方が目が点になるほど驚きだったのに、日本でも古くから各地に同じような織り方が伝わっているとのこと。むしろ原点に近いのではないかと。そうなのかぁ。そういうのも深く掘り下げて調べてみたら面白そうだなぁ。… とまた好奇心がムクムクと。いかんいかん。時間が足りないんだってば！

整経していった２種類の経糸は、色も素材もとてもいい組み合わせだと言ってもらえてホッ。偶然にも見本もグリーン系の無地と混じりで、うまく織れれば同じテイストの色違いの作品になりそう。経糸の本数が多かったのでタイアップに時間がかかり、ほんの数段、ひととおり織り方を理解したところで時間切れ。

織り機を受付に預け、国立へ向かう。発表会当日にギターで伴奏して下さる方と一緒に練習ができる最初で最後のチャンス。一緒に合奏をするグループのおひとりと入れ替わりだったので、合奏曲もギターの伴奏に合わせて練習。ああもう、それだけで緊張が高まる。

続いてソロの曲。やっぱりレッスンで弾くのとは違って、いつもならスムーズにいくはずのところでミスタッチ。本番が思いやられるわ〜。でも事前にミスタッチしやすい箇所が分かったから、あと数日しかないけどその部分を集中的に練習しようっと。

織り機を受け取りに戻り、そのまま帰宅。すでに８時すぎ。簡単に夕食を済ませ、今度は夕べ織り終えたブンデンローゼンゴンの仕上げ。糸始末を済ませ、ミシンを引っ張り出してきてピンクッションに仕立てる。思ったより簡単で、２時間足らずで完成。明日のワークショップに間に合って良かった〜♪