まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992010-09-12

5時間ほど寝ただろうか。なぜか疲れが右肩にたまっているようで、ギシギシと油の切れた音がするような錯覚に陥る。なので朝からマッサージチェアで15分コースを2回ほど。グググググ、と最初に肩の位置を確認するための動作ですでにギリギリと痛い。毎日15分ずつほぐせばいいのだろうけれど、なかなかねぇ。ベッドの隣りに置いてあるから、毎晩寝る前にマッサージできればそれが理想なのだけれど、寝る時間が時間だけにマンションでは階下が気になり無理なのね〜。

午後1時すぎに家を出て、昨日と同じ西武線で、初めて降り立つ東長崎の駅。道順を文章で説明してくれたメールを携帯に転送し、それを見ながら歩いていたら、反対側から来た女性に道をきかれた。どういうわけか、ひどい方向音痴なのに道をきかれることが多い。しかも初めての街で。でも幸い駅までの道をきかれたので、自分が来たばかりの道を説明すると、こちらが恐縮するぐらいえらく感謝されてしまった。すっかり迷ってしまい、このあたりをグルグル歩き回っていたという。分かる分かる。心細いんだよねぇ。

めざすお宅に無事到着。ごく普通の民家で、ドキドキしながらインターホンを鳴らすと、とってもキュートな笑顔が迎えてくれた。フィンランドの伝統的な手織りのワークショップをたまたまミクシィで見つけ、迷わず申し込んだ入門コース。企画してくれた方は日本人の女性で、彼女の自宅が会場。教えてくれるのはクルクルと表情が変わるとっても陽気なヘイディさん(スペルはハイジと同じ)と、通訳&助手のエックさん(愛称)のお2人。

ピルタナウハという織物なんだけど、これがとってもユニーク。小さな織り機に経糸を通し、その端をひとつに結んで、片方はテーブルの足に固定し、そこを起点に経糸がピンと張る位置に椅子を置いて座って、もう片方の結んだ糸端をウエストに巻いたベルトに安全ピンで留め、織り機を膝と膝の間にはさんで、その位置を上下させることで上糸と下糸を入れ替える。前かがみになれば経糸がゆるむし、逆に身体をそらせれば経糸にテンションがかかる。こんなふうに自分の身体を使って織るなんて初めて!

すでに経糸は張ってあり、織るのはフィンランドの国旗をモチーフにしたシンプルな柄のリボンで、横糸だけだから簡単なはずなのに、自分の体で経糸のテンションを調節するのがなかなか一定にいかず、模様の幅が一定にならない。ようやくコツがつかめる頃には終わってしまうのよねぇ。

小さなアトリエで、受講生は5人。フィンランドが好きな人ばかりが集まっているので、終了後のオシャベリも楽しかった。できれば初級、中級と続けていきたいなぁ。その時間が作れるかどうかが問題だけど。

3時間程度のワークショップで、食事を済ませて帰宅したのは8時すぎ。ひと息ついてから、今度は手織り教室の宿題。慌ただしいなぁ。なんとか終わらせようと集中しており続け、午前5時を回ったところでようやく織り上がった。ふぅ〜。マフラーは長いから大変だ〜! 手織り三昧の1日 (^^ゞ