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夕べ早く寝た甲斐あって７時半にスッキリ起床。８時半すぎに家を出て、北千住から、つくばエクスプレスに初めて乗車。常磐線の柏駅からバスというルートもあるんだけど、バスってどうも苦手なものだから。９時50分ちょっと前に「キャンパス柏の葉」に到着。駅前にマクドナルドがあったので、コーヒー片手に携帯電話で松竹の予約サイトにアクセス。… つ、つながらない！　パソコンでもアクセス集中になることはあるけど、その比じゃなくて、10時20分まで30分間ずっとトライしたけど一度もつながらなかった。が〜ん。こんなことならモバイルパソコン持参で来るんだったなぁ。マクドナルドなら公衆無線LANでアクセスできたかもしれないのに。

ひとまず「ららぽーと柏の葉」に入り、「MOVIX 柏の葉」でネット予約したメトロポリタンオペラのライブビューイング「カルメン」のチケットを引き取り、ギリギリまで再び携帯電話から粘ってみたものの、とうとうつながらないままタイムリミット。く〜っ！

チケット予約ができないヤキモキした気持ちをひとまず抑え、「カルメン」に臨む。これがまぁ、期待の何十倍もすんばらしくて、ぐいぐいと引き込まれ、なんかもう、言葉にならないぐらいの熱い体験。３時間半を超える大作なのに、まったく長いと感じなかった。普通に考えれば映像が生の舞台にかなうはずはないのだけれど、映像処理も素晴らしく、約4000人収容の大劇場の後ろの席で観るよりはるかに臨場感があったんじゃないだろうか。幕間の舞台転換の様子がそのまま映し出されるのも面白く、インタビューも、特に終了後の主役２人のインタビューは舞台のテンションそのままで、興奮が手に取るように伝わってきた。歌詞がフランス語で書かれたオペラ･コミックと呼ばれるジャンルだそうで、フランス語にせよイタリア語にせよ、せっかくの素晴らしい歌声なのに歌詞は字幕を読むしかないのがちょっとジレンマ。でもまぁ、これは映画の場合も同じこと。いやぁ、めっちゃいいもの観ちゃった。これも Ottava で「観てきました」というリスナーからのメールをきっかけに、斎藤さんがオススメしてくれたおかげ。

このライブビューイングは９作からなるシリーズで、「カルメン」は６作目。もっと早く知っていれば、と思う反面、Ottava で紹介されたのが曲になじみのある「カルメン」だったからこそ観る気になったようにも思う。残り３作もぜひ観たい。柏じゃなく東劇の方がいいかな。

そうそう、チケットは、昼すぎの休憩時間に無事にゲット。大幅に出遅れてしまったので、第１・２部は２列目、第３部に至っては９列目だったけど、予約日なのをすっかり忘れて予定を入れてしまった自分が悪いのだから仕方がない。

２時すぎの終演後、お腹が空いたのでレストラン街へ。さんざん歩いた末に入ったのはなじみのある紅虎。意外と小心？　たっぷり野菜のタンメンだけにするつもりだったのに、ついつい棒餃子を２本だけ注文してしまった。いかんなぁ。おまけに「カルメン」の半券で杏仁豆腐がサービス。完食しちゃってお腹パンパン。

組曲「カルメン」の入ったウォークマンを行き帰りに聴こうと持参したのだけれど、以前から音量を上げるためのボタンがすごく押しにくくて、下げるのは簡単なのに上げるのは四苦八苦。仕様にしてはおかしいよなぁ、と思っていたので帰りにノジマに寄って相談したら、「これは明らかにおかしいですね」とその場で本体を新品と交換してくれた。言ってみるもんだぁ。「こちらで買ったんですけど」と伝えただけで、名前の確認さえなく簡単に交換してくれたのでちょっとビックリ。

帰宅後まず新品のウォークマンの充電をしてから、付属のソフトで保存してあったデータをそっくり移し、交換前と同じ状態を復元。音量アップも問題なく、めでたしめでたし。

あああ〜。まだお腹がくちい。食べすぎた〜！