まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

こんな感じに織れてます

maru992009-01-24

芝居が続く中でぽっかりあいた今日は貴重な1日だから、早く起きて手織の宿題を仕上げてしまうつもりでいたのに、起きられない〜。だるだる〜。

さて、手織を再開するためにはテーブルを占拠しているノートPCを机に移動しなければならず、そのためには書類やら本やらが山積みの机の片づけからスタートしなければならない悲惨な状況で、ついでにリビングのあちこちを片付け、何日か前に国立劇場で買った筋書と台本と住大夫さんの文庫本を紙袋から出して片付けようとしたら、チャリ〜ンと床に落ちる音。ん? そこにはコインロッカーの鍵が! が〜ん。

実は先日、日記には書き忘れてしまったのだけれど、国立劇場で芝居を観終わり帰ろうとしたら、コインロッカーの鍵がな〜い! バッグの隅から隅まで探してもどうしても見つからず、マスターキーで開けてもらって、見つかったら送る約束をして、帰宅後に再びバッグの中身をひっくり返して探しても見つからなかったから、おそらく劇場内で落としてしまい、今頃は劇場側がすでに回収して解決済みだろうとばかり思っていたのだった。それがなぜこんなところに?! 紙袋は購入した時に入れてもらって、その時点で上の部分を折りたたんでフタをしてあったのに。幕間に袋から筋書を出して読んだけど、その時には鍵にふれていないのに、一体どこでどうして袋の中に?? 謎だわ〜っ!

ようやく片づけが終わって手織をスタート。手を動かしながら、録画してあった松本清張シリーズ 「熱い空気」 を見る。「家政婦は見た!」 の原型になった第1作で、1983年作だからもう26年も前。まだ40代の市原悦子さんも家政婦協会の会長さんも若〜い! ただ第三者として 「のぞく」 だけじゃなく、積極的に一見平穏な水面に石を投げ込み波紋を起こしていく。シリーズ化されておなじみになった 「秋子さん」 よりずっと生々しくて悪の匂いが強い。面白くて、また原作に興味が…。

そのあとは WOWWOW でオバマ大統領就任式のライブ。日本で国の代表のためにミュージシャンが自主的に集結するなんてあり得ないけど、それ以前に、日本の今の音楽シーンにはあのようなTPOで歌うべき歌がないじゃないかと思った。日本人が日本に生まれた喜びや誇りを高らかに歌い上げる内容で世代を超えて歌い継がれている曲なんてあるかなぁ、と考えると、いっこうに思いつかない。「ふるさと」 みたいな唱歌のように日本的な歌はたくさんあるけど、それはちょっとTPOに合わない気がするし。これも国民性の違いなのかしらん。

映画 「誰も守ってくれない」 に連動するドラマ 「誰も守れない」 を録画しながら、リアルタイムで松本清張シリーズの 「疑惑」 を見る。田村正和沢口靖子。このドラマのために 「断線」 も 「熱い空気」 も再放送されたんだよね。それなりに面白く見たけど、再放送された昔の作品の方がドラマとしての力があるなぁ。

一気に最後まで織り上げてしまいたいところだったのだけれど、最後の地織りを残して時間切れ。とりあえず模様の部分は終わったからよしとしよう。だって明日はまた歌舞伎座なんだもの。早寝しないと〜!