まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

中味はこんな

maru992009-01-10

6時すぎに手織の宿題が終わり、お風呂でじっくり汗をかき、髪を乾かしひと息つく頃には7時半を回っていた。実は先日、東京きもの倶楽部のイベントで銀座をそぞろ歩きしたのはNHKの取材もかねていて、今日はその放送日。朝8時前後にほんの2〜3分とのことで、すでに録画予約は済ませてある。でももうすぐだから、何もここで寝ることはないか、とリアルタイムで見ることに。

お正月の銀座をテーマに、和光のディスプレーを手がけるデザイナーと、4丁目の交差点で道案内をしているガイドさんと、私たちのグループの3つを取材し、その合計で15分。ちらっとでも映るかな? ぐらいに思っていたら、銀座の街中を歩く場面から始まって、伊勢由さんで若女将の話をきいている場面に続き、いきなり自分の顔がアップになってビックリ。バラの着物は着る時季が限られているのかどうか質問した時のやりとり。自分が動いている映像なんてほとんど見たことないから、なんだかすごく不思議な感じ。さらにもう一度、「みんなと一緒だと気恥ずかしさもなく、お互いの着物を見て楽しむこともできるし、着物は新宿や渋谷でなく銀座が一番しっくりくる気がする」 と答えたところがそのまま使われていて、図らずも私だけが2回も。たまたま話した内容や長さが編集上都合がよかったのだろうけれど、他の人にもたくさんインタビューしていたのに私だけになってしまって、他の参加者の方たちが気分を害していないかと心配になってしまった。

中継の部分が終わってすぐに電話が鳴った。こんな朝早くに誰が? と不思議に思いながら出たら手織教室の先生で、数日後の教室に何か変更でもあるのかと思いきやさにあらず。「見たわよテレビ!」 あらあら。いつもどおりに見ていたら突然私が出てきたのでビックリして、思わず電話しちゃった、と先生かなりテンションが上がっていらっしゃる。次の教室は新年最初なので食事会が予定されていて、「その時にたっぷりお話きかせてね」 とのこと。手織教室の新年会なのにそんなまったく関係ない話で時間をつぶしていいのでしょうか〜?

さて、じゃあ寝るかな、とPCの電源を切ろうとして、トップの画面の日付に目がとまる。1月10日。… あ! 2月歌舞伎座の予約日! 10時から。寝てる場合じゃないじゃん!

そんなわけで、10時に予約を済ませてからようやくベッドに入り、1時半のアラームで無理やり起きて、3時頃に家を出て大泉学園へ。無茶苦茶なスケジュールだなぁ。

4時から7時すぎまで油絵。小雨に煙る軽井沢の絵は、だんだんめざす雰囲気に近づいてきた。えへへ。夕べ焼いたケーキは、生姜の香りと歯ざわりがよく、トッピングした岩塩もいいアクセントになっていて、I さんからレシピのご所望が。気に入ってくれた証拠なので嬉しい。

終了後は、お店の方に移ってお任せの和食を頂く。銀杏と数の子の前菜に始まり、新鮮そのもののお刺身、とろりとやわらかい茶碗蒸し、ふんわりクリーミーな白子のてんぷら、焼き加減が絶妙なステーキ、箸休めの浅漬けに、菜の花とアサリのスープスパ、デザートはフルーツにカスピ海ヨーグルトとキャラメルソースをかけてサッパリと。これだけで十分豪華だけれど、もしかするとまだ書き忘れているメニューがあるかもしれない。美味しかったぁ!

10時半近くまでオシャベリに興じ、外へ出ると、寒〜いっ! 風が強くて顔が痛〜いっ! ニットの帽子を深くかぶり、コートの衿をしっかり立てて、それでも寒くて手袋で顔をおおうようにしながら歩く。ついついツタヤに寄ってしまったので家に着く頃には日付が変わっていて、すぐにお風呂へ。ああ、やっぱりお風呂はいいなぁ。極楽〜。