まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

お正月の玄関

maru992009-01-02

1年の計を立てることもなく元旦がすぎ、2日の書初めもついぞしたことがなく…。歳時記はすべからく磯野家におまかせ。

久々に8時間たっぷり寝たら、目が覚めた時点ですでに3時を回っていて、ゆっくり珈琲を楽しんでひと息ついたらもう夕焼けが始まっているという…。

締切と戦っていた12月に録画したきりになっていた番組がいくつかあるので、HDDの空き領域を確保するためにもどんどん消化しなくちゃ、と見始めたのが4時間半を超える大物。クリスマスイブに放送された 「日米開戦と東条英機」。ビートたけしが東条に扮するドラマよりドキュメンタリーの部分の方が長かった。西田敏行が演じた徳富蘇峰の発言に、「国民が戦争を望んでいた」 というのがあって、だから満州をあきらめるわけにはいかなかったというのが納得がいかなかった。大本営発表のとおりに日本は必ず勝つと信じていたとしても、憲兵の監視下で戦争反対を声高に発言できなかっただけのことで、国民が戦争を望んでいたなんて、断じて思いたくない。

そんなことを考えながら、仕事もしていた。録画を見ながらでもそれなりに進んでいたのだけれど、9時に再生を中断して 「はじめてのおつかい」 を見始めたら、途端に仕事のペースが落ちてしまった。子供の表情がクルクル変わるから、目が離せないんだもの。けなげな姿にウルウルきちゃう。この番組も、もう18年目だって。ずっと続いてほしいなぁ。

そのあとBSジャパンの 「ユメ十夜」 を見ながら、仕事のペースがちょっと上がる。原作はもちろん漱石の 「夢十夜」 で、十人の監督が1話ずつを担当するオムニバス。原作は読んだ気もするし読んでいないような気もするし、とにかく内容を把握できていない状態で見たのだけれど、それなりに頷ける作品もあれば、なんじゃこりゃ? と訳が分からないものもあり、分からないままだと気持ち悪いので、ネットの 「青空文庫」 で原作を確認してみたら、原作はさすがに不可思議な世界でありながらも筋が通っているのに、監督のイマジネーションがぶっ飛んでいるというか私にはついていけないというか…。でも十話の中にはもう一度見たいと思うものもいくつかあった。こういう作品って好き嫌いがハッキリ出るんだろうなぁ。

録画の残りも見終わる頃には、仕事のキリのいいところまで、あとひと息。クライアントから送られてきた和文のファイルに修正を加えていく作業で、2分割されていたファイルの1つが終わった〜っ! この分だと、クライアントの都合で締切が延びたのに、当初の締切までに終わっちゃうかも♪ 今月半ばには100ページ前後の難物が届く予定だから、少しでも早く今の案件を片付けて、手織の時間を確保したいっ!

ああ、今日もまた朝焼けが〜。