まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

サラダピザ

maru992008-05-15

幸か不幸か新たな仕事の依頼がないので、今日も今日とてゆっくり寝て、のんびり起きて、アルパの練習。最近5時からのレッスンが多かったのだけれど、都合により6時に変更して頂いたので、4時すぎに家を出る。


一青窈の 「ハナミズキ」 は無事に合格。この曲、それなりに弾けるようになるとすごく楽しい。歌詞はほとんど知らないくせに、弾いているだけで歌っているかのような気分になるの。もう1曲の 「アスンシオンからサンチアゴ」 の方は、まだまだおぼつかなくてもう1回。新たな課題曲は、指使いに注意が必要な上にリズムが独特で、さらに1箇所、すご〜く速く指を動かさないと間に合わないところがあるので、気合を入れて練習しなくちゃ。


レッスン終了後、入れ替わりに I さんがレッスンの間、リビングをお借りして待たせて頂き、I さんのレッスンも終わった後に連れ立ってとあるお店へ。約束の8時より10分早く到着したのに、F氏の方が早かった。I さんと小学校時代からの同級生であるF氏とは私も何度も面識があり、以前は経堂の油絵教室でご一緒だった。その後、仕事の都合でF氏は辞めてしまったので、お会いするのは何年かぶり。お久しぶりです〜。


国立駅に程近いとあるバーで、写真のサラダピザをはじめ、料理はどれも美味しかった。サラダピザなんて珍しいよね。このピザ、チーズでくっついていないからサラダの部分をこぼさないように食べるのが難しいんだけど、生地がとても美味しいし、サラダとの相性もバッチリ。トマトのブルスケッタも美味しかったなぁ。最初はバイトの女の子しかいなくてできるメニューが限られていたのだけれど、途中からママさんもいらしてフル展開。雰囲気もとてもいい。こんなお店があったのね〜。


スタートが遅かったのにオシャベリが楽しくてついつい時間を忘れてしまい、気がついたら11時15分すぎ! もう行きと同じ御茶ノ水経由では終電に間に合わない時間。西日暮里経由もアウトで、残るは日暮里経由オンリーだけど、これには十分余裕がある。慌しくお店を出て新宿で山手線に乗り換え、日暮里まであと2駅というところで問題発生! 駒込駅で止まったきりいっこうに発車する気配がなく、「駅周辺の非常ベルが作動したため安全確認中」 との車内アナウンス。でもまぁ、すぐに解除されるだろう、と思っているうち、次のアナウンス。「車両が線路に進入した模様で確認中」 って、おいおい。ところが単なる線路進入ではなかった。けたたましいサイレンの音。赤色灯の光も窓越しに見え、車内がザワザワし始める。サイレンの音がどんどん増えてくる。アナウンスによれば、この先の踏切で自動車が横転しているため運転を見合わせていて、再開の見込みが立たないという。えええ。こんな代替ルートのないところで、しかもこんな時間に、どうしろっていうわけ???


「各方面の終電への乗り継ぎには間に合わないおそれがあります」 … って、アナウンスそれだけ? 間に合わなければどうすればいいの? それきり情報が入らないのでホームに降りて車掌さんに行き先を告げてどうしたらいいかきいてみると、ひとまず車内で待機して、運転を再開したら日暮里までは行くから、日暮里からタクシーで帰り、領収書を最寄駅に持参すればJRが支払うとのこと。でも運転再開の見込みは立っていないんでしょ? とにかくひとまず待機してくれというので、仕方なく車内に戻る。すでに午前1時近い。はぁ〜。


しばらくすると 「車内の全員を駒込駅から最寄駅までタクシーで移送するから改札口へ」 というアナウンスが入り、一気に改札口へ向かう人の流れに私も加わったものの、改札はエスカレータを上ったところにあって、改札からエスカレータまですでに列ができているところへ後から後からエスカレータを上ってくるから、押されても行き場がなく大変な状態。ひとまずエスカレータを止め、列が進むまで上がってこないように、と乗客の誰かが叫んでようやく落ち着く。方面別に乗合で、といってもタクシーの台数が限られているから、長蛇の列は遅々として進まない。一体いつになったら帰れるのか…。


ようやく改札を出るところまで列が進み、そこで待機するよう言われたのに、ぞろぞろとタクシー乗り場への移動が始まったのでついて行く。タクシーが着くごとに 「○○方面の方〜」 と案内があるのだけれど、行き先があちこちに分散しているから収拾がつかず、結局は列の先頭にいる人の行き先に合わせて案内している状況らしく、これじゃいつになるか分からないなぁ、とますます途方に暮れているところへ、「足立区の人〜」 という思いがけない案内が! ハイハイハ〜イ! と大声を出して手を上げながら列を進み、タクシーに乗り込むことができた。ラッキー♪


女性ばかり4人で、北千住2人、西新井1人と私。ウチの最寄駅は足立区じゃないけど、住所が足立区だから、と無理やり入り込んだ形で、乗合のルートとしてはあまり効率的ではなかったみたいで申し訳ない … なんてことは言っていられない状況だったから許してほしい。JRの説明ではタクシー会社に連絡してタクシーを集めてもらっているということだったけれど、私たちが乗ったのはたまたま通りかかった個人タクシーみたいで、JRから精算用の書類をもらったものの、これを持っていけば本当に払ってもらえるのかなぁ、と心配していた。でもそのおかげで私たちは一銭も払う必要なく、しかも最寄駅までという説明だったのに、それぞれ家の近くまで、最後だった私はマンションの真ん前まで送ってもらえたし、運転手さんがとても感じのいい方で、「大変でしたね。ゆっくりお休み下さい」 と見送ってくれて、2時20分すぎに無事帰宅。もし事故がなく終電で帰れた場合の帰宅時間と較べて1時間遅れで済んだのは本当にラッキーだった。


お風呂を簡単に済ませて早々にベッドに入ったものの、事故車に乗っていた人は無事だったのだろうか、あれだけたくさんいた乗客の最後の人は何時にタクシーに乗れただろうか、タクシー代は総額いくらになるのだろうか、それは最終的に誰が負担するのだろうか、とあれこれ考えてしまってなかなか寝つけなかった。いやはや。災難。