まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

メダリオン

maru992008-04-19

ふて寝から覚めたのは昼すぎどころか3時近く。といっても実質的に寝たのは6時間ぐらいなんだけど。ずっとかかりきりだった書類が先方の都合で中途半端な結果に終わってしまったやりきれなさがふて寝の原因で、とはいえ先方の都合に合わせるのが私の仕事なんだし、と無理やり自分を納得させたものの、質より時間優先というのはやっぱり受け入れがたいものがあり…。でもきっと、寝ている間にもう次の書類が届いているんだろうなぁ、と思いながらメールをチェック。すると、まだまだ書類があるけどしばらく内部調整に時間がかかるから、また追って連絡するとのこと。てことは、しばし解放される? やった〜っ!! 


このチャンスを逃してはならじ、とすぐに手織りの宿題を始める。もう今回は時間がとれないものとあきらめていた。先生にも宿題ができないかもしれないと伝えてあるとはいえ、やっぱりなんとかしたいと思いながらどうにもならずにいたから、たとえ途中までしかできないとしても、少しぐらいは進めておきたい。


メダリオンという織り方で、授業での説明によると、平織りの地に模様を織り込んでいく極細のラメ糸は、1段ごとに糸を切って端糸を始末するということだったのだけれど、見本は太目の毛糸でビッシリ目が詰まっているから端糸が隠れるのに対し、中細ですき間をあけながらの平織りに極細の差し糸だと、糸始末の箇所がやたらと目立つし、極細のラメ糸は毛糸と違ってイマイチ収まりが悪い。そもそも1段ごとに糸始末って、すっごく面倒! なんとか別のやり方はないかなぁ、と工夫してみる。試行錯誤すること十数分。これでいけるんじゃ? よっしゃあ! なんてことはない、ちょっと工夫すればラメ糸を切らずにそのまま模様織りを続けることができる。ていうか、もともとこの織り方が正しいんじゃないかなぁ。これで作業が楽になり、いい感じで進み始めた。そこへ鳴り響くシシリエンヌ。そう、仕事のメールだよ〜、と告げる着メロ。く〜っ!


早くも次の書類が届いてしまったのだが、中途半端に終わった長い長い書類をベースに、ほとんどは削除で、ちょっとだけ修正した形で作ったという別の書類。英訳も同じように削除と修正でできるはずだけど、実際は英訳の作業中にも和文に修正が入った結果、かなりのズレが生じている。でもその違いは無視していいから、和文の修正箇所のみ作業をすればいいと。これまた中途半端な結果になってしまうわけだけれど、もう割り切るしかない。結局は大人数のプロジェクトで自分だけ独自のやり方を貫くなんてできないんだもの。とりゃぁ〜! とばかりに気合を入れて一気に終わらせる。3時間ちょっと。すでに日付が変わっているけど、まぁ、上出来。


さらに次の書類が届かないうちに、と手織りの続き。2時3時とどんどん時間が過ぎていく。そろそろ寝た方がいいんだろうな、とは思う。でもせっかく仕事が途切れいているこのつかの間のチャンスを無駄にするわけにいかない。途中で目がショボショボしたけど、やっぱり手織りって面白いのよねぇ。もしかすると最後まで織り上げられるかも、というメドが立ったらもうやめられない。結局10時半すぎまで粘って最後の段まで終了〜!! これでまた寝ている間に次の書類が来たら作業が遅れちゃうけど、カンベンね。