まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

生成りの強み

maru992008-03-30

昨日よく歩いたとはいえ、山道を上り下りしたわけでもないのに、運動不足の極致にある私には十分すぎるほどだったようで、いつもより早く寝たのに昼近くまで爆睡してしまった。適度な運動とたっぷりの睡眠。身体が素直に喜んでいるような気がする。


気温がガクンと下がって寒いぐらい。昨日の天気と逆じゃなくてよかった。1枚よけいに羽織ってもまだ肌寒くて、久々に電気ひざかけのスイッチをオン。三寒四温。まだしばらく季節の足踏みが続くのかしらん。


さてさて、手織をなんとかしなければ。指定の糸での仕上がりに納得がいかず、カセから糸を巻き取る練習用として買ってきた生成りの凧糸で再挑戦を始めたものの、あまりにも伸びが良すぎるためにかえって調節が難しく、引っ張りすぎないよう十分に余裕を持たせて織っているつもりでも、しばらく進むうちに徐々に幅が狭まってしまい、何度となくほどいては織り直し、かなり進んでもまた逆戻り。ただ指定の糸より太い分、進むのは早い。行きつ戻りつしながらなんとか最後まで織り上げる。う〜ん。ひとまず満足。見本のエジプト綿よりかなり硬めの仕上がりだけど、模様は縦も横もくっきり浮き出た。でも幅が狭まらないようにと意識をしすぎたのか、真ん中あたりは逆に若干ふくらんでしまったような…。縦のたるみは、左右の両端で糸を引っ張ればある程度まで調節できるのだけれど、横糸は格段での調整が精一杯で、全体の幅はもう修正がきかない。結局、今回は成功とは言えなかったなぁ。ちぇっ。


織り機を片付けるためにも、次の課題の整経を終わらせてしまわなければ。ちょっと青みがかった濃い緑色の毛糸。中細ぐらいかなぁ。毛糸の玉は、外側の端より中心の端から糸を引き出した方が転がらなくて扱いやすいので、中心の端を探すもののまったく見つからない。いじくっているうち、中身がごっそり出てしまった。しかも中身が出た状態でもまだ見つからない。この時点で嫌な予感はした。そしてこの種の予感は大抵当たる。ようやく糸を引き出すことができ、180cmの長さで80本。かなり長め。織り機に数本立てた棒に糸を渡していく作業をフンフンと鼻歌まじりで進めているうち、綾の部分 (糸をクロスさせる場所) に1本だけクロスしていない糸を発見。かなり前の方。く〜っ! その上に巻いてしまった糸をくずさずに直そうと頑張ってみたけど、無理っぽい。仕方なく間違った箇所から上の部分をごっそりと棒からはずし、とりあえず玉に巻き直そうとして、ああ、やっぱり。思い切り糸がからんでしまった。からんだ部分をほぐして巻いてもまたすぐにからんでしまい、まるで自分の意思でからんでいるんじゃないかと思うぐらいに入り組んだ糸の山と格闘すること数十分。はぁ〜、疲れたぁ。今日は整経も大失敗。


手織だけで1日が終わってしまった。他にもやるべきことがいっぱいあるのにねぇ。