まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

紗と絽

maru992008-03-11

3時間弱の睡眠で、正午すぎに家を出て手織教室へ。ただでさえ織り機がかさばるのに、8人分のケーキも加わる大荷物。「僕が持ってあげるよ」 な〜んて言って駅まで送ってくれる人がいたらいいのに〜 とついつい考え、私が忙しい時には代わりに掃除なんかもしてくれっちゃたり、「しっかり栄養とらないと」 と食事なんかも作ってくれちゃったり〜 と妄想が広がるだけ広がる頃には駅に到着。ふぅ〜。


裏地もつけた三つ折の財布は、とってもよくできているとおほめの言葉を頂き、頑張った甲斐があって嬉しい。次の課題は麻糸のみで、前にやった 「もじり織り」 にバリエーションを加えて、「紗」 「絽」 「羅」 の3種類の織り方を自由に組み込んでいく。その 「羅」 がすごく複雑で、織り方を説明して下さる助手さんも先生も分からなくなってしまい、試し織りをしてはほどき、してはほどきの繰り返し。授業が終わる寸前にようやく 「これでいいはず」 というところまでたどり着き、やってみてもし分からなかったら 「紗」 と 「絽」 の2種類だけでいいことになった。数え切れないぐらいたくさんの織り方があるから、プロでもすぐには出てこないことあるよね。持参したケーキはそれぞれにお持ち帰り頂く。試食してないから不安だわ〜。どうかお口に合いますように。


帰りにスタバで訳文の見直しをするつもりでいたのだけれど、うっかりして英文しか持ってこなかったことに気づき、それならば、とまっすぐ帰宅し、荷物を置いてから眼科へ。緑内障の薬をもらっている眼科ではなく、もともとコンタクトレンズの検眼に通っていた方。ちょうど新しいレンズをもらう時期だったし、この眼科は明日の水曜が休診だから。事情を説明して紹介状も提出。念のため、と眼圧検査、視野検査、眼底検査のフルコース。検査後はまた数時間、見えにくくなってしまうから仕事ができなくなるけど仕方がない。検査が終わって診察室に入ると、緑内障ではないかもしれない」 と先生。へっ? 確かに視野の欠損はあるものの、眼底の写真を見ると私の眼は左右とも先天的に視神経が少ない部分があって (普通は全体に平均的に広がっているのに偏っているらしい)、その部分と視野の欠損部分の位置が対応しているため、緑内障で欠損したのでなく、もともと欠損していた可能性があるという。ということは、先天性で進行のおそれはないから、目薬は必要ない、というか意味がない。ひょ〜っ! ビックリだ。緑内障なら一生続く治療が必要かどうかの重要な問題だから専門の先生に診てもらった方がいいとのことで、3通目の紹介状をもらう。今度は慈恵大の部長先生。またフルコースの検査が待っているかと思うと憂鬱だけど、それ以上に緑内障ではないかもしれないという希望が見えた嬉しさの方が大きい。どうかぬか喜びで終わりませんように!


検査薬の影響で光がやたらと乱反射する状態のまま夕食を済ませて帰宅。PCを起動してみるものの、細かい文字は無理。仕方なく、というかちょうどいいので部屋の片付けなんぞをして、ソファに座ったらそのまま、レンズを入れたままなのにしばし居眠りしてしまった。目が覚めた頃にはもう乱反射がおさまっていたので、仕事再開。


あ、そうそう、クライアントと直接電話で交渉してくれと指示された案件があったんだっけ。そのクライアントからも連絡がほしいとメールが届いていた。外出するから明日になると伝えておいたんだけど、なんだかすごく急いでいるみたい。携帯の番号も書いてある。でももう11時近い。さてどうするか。迷ったあげく電話してみると留守電。メッセージを入れておいたら数分後に電話がかかってきた。明日の9時に修正後の原稿を送るから、訳文の修正を午前中に終わらせてほしいという。う〜む。そんなに急いでいたのか。なんとかするっきゃないっしょ。


9時に書類が来るとなると寝ておいた方がいいんだろうなぁ。でもその分、訳文の見直しが遅れるのも困る。それに居眠りしちゃったから眠くないし。とりあえず眠くなるまで見直しを、と進めているうち、疑問点が出てきて調べ始めたらはまってしまい、結局6時をすぎてしまった。もう寝ている時間はないから、ひとまずお風呂。さてどうなりますことやら。