まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

桜のケーキ

maru992008-03-10

先月も先々月も毎月10日の歌舞伎座優先予約日をすっかり忘れて大幅に出遅れていたので、今月はしっかり手帳に書いておいた。寝たのは6時すぎだったけど、10時からの予約に間に合うように9時半にアラームをセット。10時数分前にログインしようとしたら、その時点でもうアクセスが集中していてログインできない状態。どうなることかと思ったけど、一度ログインしたら後は比較的スムーズだった。ただ4月は千秋楽が土曜日で、おそらく油絵の教室と重なってしまうため、千秋楽を避けて取るしかなかったのがちょっと残念。


いつもより早く昼近くから英訳をスタート。1ページの分量が多いからなかなか進まないのよねぇ。私なら絶対こんな書き方しないなぁ、とつい思ってしまうような文章があちこちに出てくる。IT関係だから用語を調べる作業にも時間がかかる。やっぱり理系は苦手だわ〜。


外が暗くなり始めるまでマジメに仕事をして、気晴らしをかねて買い物に。手織教室での雑談中、問われるままに他にも楽器や油絵、パン教室にも通っていて、ケーキも作る話をしたら、それ以来 「最近はどんなケーキを作ったの?」 ときかれることが多く、そのたび話だけなのもなんだから、一度ぐらいは作っていこうという気になった。織り機がかさばるから持っていくのが大変だし、油絵の教室のように一緒に食べる時間も場所もないから、人数分を別々に持ち帰ってもらうしかなくて、それで今までなかなか作っていく気にならずにいたんだけど、よく旅行にいく方から2度目のお土産を頂いたし、先生から足りないかもしれない糸を郵送して頂いたりしたので、お礼もかねて桜のケーキを焼くことにした。桜の花の塩漬けは富澤商店のひな祭りセールで買い込んである。あと必要なのは甘納豆。


甘納豆って最近はあまり食べないのかしらん? 広い売場にたくさんお菓子が並んでいるのに、甘納豆はわずか2種類。どちらも少量ずつの個包装で扱いにくそうだけど仕方がない。黒豆の小さな粒だけの方を選び、100円ショップに寄ってラッピング用の袋を探す。これがまた、なかなかちょうどいい大きさがなくてひと苦労。


買出しを終えて帰宅した途端、クライアントから電話が入る。送った和訳に修正が必要になり、自分で直そうかと思ったけどうまくいかないからやってほしいと。この部分をこんなニュアンスにしたいんだけど、という説明を聞き、それはこんな意味ですか、ときき直し、いやそうじゃなくて、とまた説明。業界特有の慣習に関わることなので私がイマイチ理解できていないし、先方も自社で作った文章ではないからうまく説明できないようで、ああでもないこうでもないと長い長いやりとりの末、文章を作った本人に確認が必要な箇所が残ってしまった。確認が取れ次第メールで連絡をもらうことにして、ひとまず保留。もし最初からメールだったらもっと時間がかかっていたはずだから、電話だったのが幸い。意思の疎通は大変だったけど、とっても感じのいい方で、声が素敵だったし♪


ほどなくメールが来たので必要な修正を済ませ、一件落着したところでケーキケーキ。18x18cmのスクエア型のレシピをもとに、16x5cmのアルミ型で8個分を焼く。計算上はレシピの分量でちょうど4個分だから、レシピの2倍でOKなはず。でも経験上、なぜか単純計算だと生地が足りなくなりがちなので、余ってもいいから、と2倍半で計量。それでも最終的に、余るどころか足りないぐらい。不思議だなぁ。このアルミ型、オーブンの天板に8個分がピッタリ並ぶ大きさなので、8個が一度に焼けてしまうところがミソ。塩抜きして水気をふきとった桜の花びらは、形のいいものを8個選んで残りは刻んで生地にまぜ込み、型に流した生地の上に飾りの桜をのせる。甘納豆はほとんど沈んでしまうのだけれど、その方が見栄えはいい。とりあえずキレイに焼き上がったものの、結局ちっとも余らなかったから試食ができない〜。


ケーキが焼き上がった時点ですでに日付が変わってしまい、そのあと仕事に戻る。全体の分量が多いので、キリのいいところで担当の弁護士に送ってレビューを始めてもらうことになっている。そのキリのいいところまでもうすぐなので、どうしてもそこまで終わらせてしまいたくて、ラストスパートをかけてなんとかたどり着いた頃にはすっかり朝。もう8時すぎている。4時間後には家を出なくちゃいけないけど、ちょっとでも寝ておこう〜。